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『アーセナルvsポーツマス〜FAカップ3回戦〜』個は輝き、組織は迷った夜

『アーセナルvsポーツマス〜FAカップ3回戦〜』How to Watch Portsmouth vs. Arsenal on TV, Live Stream

37ケパの良きフィードから
41ジェズスのこういう落としはホント上手い

51ジェズスの神アシスト
56ホワイト良いアタック
70ハヴァさんらしいタメからの

終わってみればですが、なんか一抹の不安を感じるというか、良い選手だけではチームは機能しないということを改めて痛感した試合運びとなりました。

まだ4冠の可能性がある中での一戦。

スタメンから。

通常と異なる点が盛り沢山のカップ戦、兎にも角にも個は生き、組織としては噛み合わず。

そんな中、ジェズスとメリーノに関してはチームを一纏めにしようという動きが見られたものの、二人ではその達成は出来ず。

ジェズスはあらゆるところに顔を出し、前線へという流れを作ろうとしたのですが、やはり単騎での奮闘となると結局ボックス前までが限界。

その意味では両ウイング、マルティとマドゥも個の力は発揮していたものの、こじ開けるには単騎では押し込めず。

でも、あのジェズスのアシスト(3点目)は抜群のセンスと技術を証明。あれは痺れました。

メリーノに関してもアンカーの位置で固定化されてしまい、中々攻撃参加には加われず。

かといってそこまで後方から援護できるタイプかと言うとそうでもないわけで、悪くは無いが、良さが生きない。

気の利いたプレーがいくつかあったのですが、決定打に繋がるような活躍は出来ず。

ハーフラインより自陣での動きが多かったですよね。そこからヌワネリやエゼが繋いでくれれば良かったものの、ヌワネリはゲーム感なのか、いつも通りの調子が出ず、エゼはボールが届かない。

全体的に距離感があったり、パスミスが目立ち、なんか噛み合わないなという展開が目立った印象。

なのでセットプレー頼みの得点から徐々にエンジンが掛かり・・・。

それはそれで勝ち方としてはありなんですが、やはりオンプレーでのあれこれを期待してしまう。

最終的にスタメン陣の投入により歯車が回りだしての4-1。

マルティネッリの動きに切れがあったのは事実ですし、マドゥエケも良さを存分に発揮していた、ですが明らかウーデが入って安定し、メリーノが高い位置を取れるようになり、エゼもタッチ数が増え、久々のハヴァさんもらしいプレーでタメを作った。

差が出ましたね。

まあポーツマスがゴリゴリに序盤からプレスに来たのが功を奏したところもありますし、勢い削がれず終始アタックの姿勢を貫いたのもプレミアとの差異による戸惑いもあったことでしょう。

とりあえず勝てて一安心。

ハヴァさんもコンディション悪くなさそうですし、これにより連携の手がかりになった選手も出てきたことでしょう。

ヌワネリなんかも徐々にフィットしていた気がしますし、エゼもウーデが入ってから良くなってましたし。

とまあ一難去ってまた一難。

マルティネッリは初のハットトリックだったということで、めでたい限り。なんか取っていたように思える選手だったので意外でしたが、これも収穫となれば何より。

2019年夏からアーセナルでプレーするマルティネッリにとっては、公式戦出場249試合目で初のハットトリックとなった。

では。

『アーセナルvsリヴァプール』タフすぎる死闘|決定力とGK進化論

『アーセナルvsリヴァプール』

5ガブリエル高いな
9サリバとティンバーの阿吽の呼吸
15サカさっきから魅せるなぁ
38逆足であれはエグい、ライス
41マイライス
42スビの抜かりなき危険予測

62ウーデのプレスほんと意識高いわ
79ティンバーの隠密行動

前後半別物につき。

とにかく終始熱の籠もった試合でしたが結果はドロー。

前半の決めれる時に決めていればと思ってしまいますが、最近こういう決めておけば的な展開が多いような気も・・・。

とりあえずスタメン。

ゾーン対マンツーマンといった様相が目に付く試合展開。

それにしてもリヴァプールはタフでしたね。スタミナも尋常じゃないですし、あの強度でアウェイゲームにしてなぜ動けるのか。

アーセナルも相当にタフに押していたわけで、ホームの後押しということも考えるととにかく決めて欲しかった。

ただね、オンターゲット4本と既にそこからして多くない中、アリソンが4本とも止めてしまっているわけですよ。

昨今、どのチームでもGKのセービング力がバチクソ上がっているということで、この決めきれない減少も増加中なのでは。

それと前後半のアタックモーメントを見れば明らかですが、明らかにリヴァプーの後半盛り返しがヤバかったわけですよ。

そんな中、いよいよレベルの違いをこうした上位決戦でも見せてくれるのがサカ。

単純にマンツーでは止めれない。

惜しいシーンの演出、自らのシュート、魅せるシーンの多さと確実に何かをやってくれるようなプレーというのは期待値が高ぶる。

惜しくもこの試合でのゴールは無かったわけですが、個の打開という意味合いにおいては屈指のウイングになってますよ。

そしてこの契約延長も喜ばしい限り。

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あとはこの試合、両CBがビルドアップの際フリーになる機会も多かったということで登場シーンも増加傾向。

共にタッチ数も多く、何より二人とも足元が上手い。

ドリブルにしろ、パスにしろCBらしからぬプレーが目立ち、目の付け所もそこに出すスキルも申し分無し。

本職もこなしつつ、こういう局面ではそれ以上の活躍、さらにはセットプレーでの貢献も考えるとマジで感謝しかない。

とはいえ上位決戦で勝てていないという現状を考えると、優勝するためにあと一歩の力が欲しい。

ギョケ、タッチ数8は少ない。その他の部分での貢献は理解した後、覚醒を期待したい。

力が必要だ。

いずれにせよ、語るよりこの熱き戦いに溺れるべく、ハイライトでも良いのでまずは観ることをオススメしたい一戦。

余談ですが、ショボスライのFKは2本ともなぜかあの試合でのあれが過ぎるだけに変な緊張感が漂っていたのはピッチでもテレビの前でも同じはず。

良きライスのFKイメージと恐ろしきショボスライのFK、トラウマは早々払拭されるものでは無い。

では。

『2025年映画館で観た映画ベスト5』映像の快楽と衝撃だけで選んだリアル私選

『2025年映画館で観た映画ベスト5』

昨年のあくまでも映画館で観たベスト5を備忘録的に。

順不同ですね。

まず『プリンス・オブ・ブロードウェイ』。
ショーン・ベイカー作品を劇場で観たのは初ですかね。なんか雰囲気や空気感、手触りを感じる作品というのは好きなもので。街並みと人々の雰囲気が非常にリアルで良かった。

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続いて『狂い咲きサンダーロード』。

名は知っていたが未鑑賞だったものをこの機会に観たわけですが、凶悪にして魅力的。日本のカオスの底力を知ったというか。勢いとモチーフ化した美術、キャラ、設定がとにかく衝撃的過ぎて。楽曲のイメージもメチャクチャ尖ってカッコイイ。

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そして『ワン・バトル・アフター・アナザー』。

とにかく映画的にゴージャスな作り。画的な幸福感に満ちていおり、観る時間そのものが端的に楽しい。ストーリー以上に動く画を観る楽しみというのはそれこそ映画の原点的なそれなのではと。

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次が『火の華』。

静的な物語に美と衝撃が混在する驚き。突きつけられている現実の狭間で、両極端な美と醜悪さを目の当たりにする。

花火がここまで印象的に、しかも美醜入り混じった映像として観たというのは非常に珍しい体験だったのを今でも思い出す。

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最後が『エターナル・サンシャイン』。

何度でも蘇る記憶、今を生きる一瞬の儚さとかけがえなさ。出会いと出来事の偶然による必然を感じさせてくれるような幸福に満ちている。

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今年はどうなるでしょうか。

では。

『エターナル・サンシャイン』という体験──必然よりも偶然を選ぶ映画

『エターナル・サンシャイン』


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ミシェル・ゴンドリー監督と「マルコヴィッチの穴」の脚本家チャーリー・カウフマンが、2001年製作の「ヒューマンネイチュア」に続いてタッグを組んだ奇想天外なラブストーリー。

互いの存在を忘れるために記憶除去手術を受けたカップルの恋の行方を巧みな構成と独創的な映像表現で描き、2005年・第77回アカデミー賞で脚本賞を受賞した。バレンタイン直前にケンカ別れしたジョエルとクレメンタイン。ある日ジョエルは、クレメンタインが自分についての記憶をすべて消してしまったという手紙を受け取る。ショックを受けたジョエルは手紙の差出人ラクーナ社を訪れ、自らも彼女についての記憶を消すことを決意する。

ジョエルを「トゥルーマン・ショー」のジム・キャリー、クレメンタインを「タイタニック」のケイト・ウィンスレットが演じ、「スパイダーマン」シリーズのキルステン・ダンスト、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「ユー・キャン・カウント・オン・ミー」のマーク・ラファロが共演。

公開20周年記念ということでの4K上映。

prtimes.jp

とはいえ4K上映館数は限られているわけで、自分が行けたのは通常の上映形式でしたが重要なのはそれ以上に劇場で観られるということ。

そもそもこの映画は個人的生涯ベスト10には入ってくる作品なので劇場で観られるとあれば再鑑賞必至。

そんなわけで年末に行ってきたのですがなんと始まる直前に劇場を見回すと観客は私一人。

それなりに映画館には足を運んでいる方だと思うのですが、完全に一人というのは生涯初の機会。

その時点エモさこみ上げる館内にて、しみじみと作品に没入していく。

内容も意外にうろ覚えなところもあり、さらに時系列、映像的交錯が思考を掻き乱す。

様々に散りばめられた伏線への気付きの多さ。今ならば気付けるところもあり、疑問に思えば調べられるというのも現代ならでは。

まず原題の『Eternal Sunshine of the Spotless Mind』というのがアレクサンダー・ポープの詩である

How happy is the blameless vestal’s lot!
The world forgetting, by the world forgot.
Eternal sunshine of the spotless mind

からの引用であり、記憶を失うことで得られる安らぎというものを皮肉っているという映画のテーマそのものだということに驚きが生じる。

調べるきっかけとして、終盤でのスタンとメアリーによるアレクサンダーのくだりがあったのですが、まさかそこから伏線は始まっていたのかと。

ちなみにLacuna(ラクーナ)社はラテン語で「空白」「欠落」を示しているそうで、これまた皮肉に満ちている。

時間軸の道しるべとして、クレメンタインの髪色演出もそうで、以前よりくっきりと浮かび上がってくることも感慨深い。それにより物語とのリンクが鮮明に垣間見える。

オレンジ:ジョエルと出会った頃(好奇心・高揚)

ブルー:関係が安定〜停滞(内省・孤独)

グリーン:別れが近い頃(不安・苛立ち)

にくい演出としてはブルーの使い方。

再会する時も髪色はブルーなのですが、この色味が作中の場面により異なるという細やかな抜かり無さもさすがといったところ。

別れが近い頃の不安さを残したグリーンを含んだようなブルーが別れる前なのに対し、再会の時には澄んだブルー。

透明感のある色味で景色とも良く馴染み、ゆえに瑞々しい気持ちの新たなる始まりを予感させる。

こうした余白が映画のエンディングや細部とも結び付き、観るものに委ねられるというのも本作の良き点。

混沌とした映像のコラージュ、CGをほとんど使用していないという演出のアイデアと創造性も大したもので、ミシェル・ゴンドリー監督の思考をごった煮にする、ファンタジー作品というのが本当にツボ過ぎる。

理解よりも想像を。

恋愛とそうした考えの相性の良さもあり、本作は群を抜いて好きな作品のわけですが、観るタイミング、年齢による恋愛との距離感、人生というものの距離感が作品との関りを濃密にしていく。

アイデアとしてはSF×恋愛という至極ベタにして発想も同様。それなのにその中での会話や有り体では無い出会い、接近、別れ、再会。

全てに意味があり、全てに意味を見出せていなかったということを知らしめてくれ、本当に光を当てなければならなかったものがなんだったのかという微細な鉱脈を見出させてくれる。

何事も良い部分は忘れてしまい、嫌なことは誇張した残滓を残す。

でも、考えてみればそれら全てが混然一体となって思い出という形となっており、その人そのものを構築しているんですよね。

自分を構築しているファクターとしての陰と陽というのは双方必須。全てが地層のように重なり合い、だからこその今があると思えば全てがかけがえの無いオリジナルのストーリなんですよ。

当たり前でいて忘れがちな感覚を、恋愛という熱量が最高に高まる事柄を中心に物語が進行し、あたかも自分の経験と琴線が触れるかの如く共鳴していく。

序盤から終盤への端的な円環構造になっていない絶妙な円環構造を保っているというのも魅力で、人生の、恋愛の寄る辺なさが映像や会話を元に構成されていく手腕もお見事。

恋愛における真骨頂、昨今はマッチングアプリやSNSなどを通したデジタルでの出会いに埋没した現実の希薄さに溢れる中、趣味が合うとか、好みが一緒だとか、価値観がどうとか、そんなことすら関係ないのかもしれないと思わせる偶然の出会いが実を結ぶリアルを指し示す。

まさに偶然の、ふとした事柄による、人間関係の発露こそがかけがえの無い関係性を得られるというのもまた勘違いなどでは無く、本当にその通りなのだと、今なら自信を持って言える。

”伝染”が生じ、互いに共鳴することからお互いの関係性がいっそう強固になり、かけがえの無さへ集約される。

サウンド面でも改めて秀逸さを感じるところで、担当しているのはジョン・ブライオン。

『パンチドランク・ラブ』『脳内ニューヨーク』といった作品でも手掛けており、本作での仕事は本当に素晴らしい。

まずメインとなるサウンドが存在しておらず、その作品における絶対的なものの不在ということと対をなしているような錯覚を起こさせる。

感情の高まり、映像的な盛り上がりとサウンドのそれが反比例的な印象をブラッシュアップしており、作品の不均衡なチグハグ感、不確かな未来などがサウンドのコラージュからも連動し、不安定な気持ちをトレースさせてくれる。

「Everybody’s Got to Learn Sometime」の使い方も痺れるところで、原曲のThe Korgisによるもので無く、Beckによるカバーを使用しているのも気が利いている。

open.spotify.com

映画用に収録したようで、BECKの乾いた声質と抑揚の削ぎ落された寒々しさが余計に響き、監督曰く「感情を煽らない声」を求めていたとのこと。

確かに質感含めなくてはならない楽曲となり、個人的にもこの映画の印象を大きく左右するのはこの楽曲によるところが大きいというのは間違いない。

歌詞としてもそう。

視点を変え、学びを経れば見方も変わるというような内容ながら、それらを経ても、もしかしたら変わらないこともあるかもしれないという、これもまた皮肉的見解が内包されていると考えると余計に深い。

[Verse]

Change your heart 気持ちを切り替えて

Look around you 周りを見てみて

Change your heart 気持ちを切り替えて

It will astound you そしたらビックリするから

 

[Pre-Chorus]

And I need your lovin' like the sunshine 僕には君の愛が必要なんだよ、太陽と同じで

 

[Chorus]

And everybody's gotta learn sometime そして人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

 

[Verse]

Change your heart 気持ちを切り替えて

Look around you 周りを見てみて

Change your heart 気持ちを切り替えて

It will astound you そしたらビックリするから

 

[Pre-Chorus]

And I need your lovin' like the sunshine 僕には君の愛が必要なんだよ、太陽と同じで

 

[Chorus]

And everybody's gotta learn sometime そして人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

 

[Instrumental Break]

 

[Pre-Chorus]

And I need your lovin' like the sunshine 僕には君の愛が必要なんだよ、太陽と同じで

 

[Chorus]

And everybody's gotta learn sometime そして人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

Everybody's gotta learn sometime 人はいつか学ばなきゃいけないんだ

それから衣装。

古着への傾倒、他者と異なるファッションへの憧れ、自身のスタイルにおいて、間違いなくケイト・ウィンスレット演じるクレメンタインの影響があったことを思い出させる。

外見は内面の表れといった単に表層的なことだけでなく、内面の繊細かつ潜在的なところから湧き出るようなファッションの表出。

喜怒哀楽、感情の浮き沈みで動く彼女ならではセンスと、対比される形でのジョエルの変わらぬ地味さが際立つ。

性格的な違いや立ち位置の違いというのが表れているのもセンスが光る仕掛けとなっており、抽象度と内面の複雑性が混在する。

Undercover Indies: What Makes 'Eternal Sunshine of the Spotless Mind' So  Unforgettable? - Film Independent

担当は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『もう終わりにしよう。』『スリー・ビルボード』などを手掛けているメリッサ・トス。

さらりと個性を出したような着こなしが目立つ作品が多く、これもミシェル・ゴンドリーとの相性の良さが映える。

In Eternal Sunshine of the Spotless Mind (2004) using Clementine's (Kate  Winslet) hair color, viewers can keep track of what phase of the  relationship they are watching: green for first meeting, red

Kate Winslet Says Her Family Loves Eternal Sunshine of the Spotless Mind

生涯ベストは生涯更新されていくわけですが、やはりこの作品の強さは自分の中では確固たるものに近い。

冬の良き日に良き思い出とこれからと。

では。

『アーセナルvsボーンマス』 守備の揺らぎを越えて光ったインカピエとウーデの謎視野

『アーセナルvsボーンマス』Bournemouth 2 - 3 Arsenal - Match Report | Arsenal.com

2着弾を狙ってのバリ上手ウーデ
4インカピエ、タイミンググッド
34ライスはコースどりもええなぁ

53やっぱギョケはアバウト強い、からのウーデの謎視野
70サカも早いし見えてるわ
91インカピエの良き対応

12月に入ってから、リーグ戦においてエバートン戦意外、失点しがちでしたが、この試合も中々苦労しました。

やはり年末年始は過密過ぎます。

そんなスタメン。

両ウイングがマドゥエケ、マルティネッリ。なぜエゼは出ないんだ。こういう疑問は応援クラブあるあるかとは思いますが、出ても良い選手が出てこないというのは何かしらあるのかと勘ぐってしまう。

それにしても前半のマガリャンのミスは驚きました。

珍しいですよね。あんなポカをするというのが。サリバと勘違いしたのか、もしくはティンバーへのパスがキックミスによりあのような形になったのか。

いずれにせよその後自ら地上にて取り返すというのもさすがという責任感の塊魂。

その間わずか6分。

空中戦ならまだしも、「足元まで上手いんかい」と思わず突っ込んでしまったのは言わずもがな。

決められて、決めての展開が早く、総じてトランジションの早さが際立つ試合となりました。

この試合、とりあえず終始ハラハラしたのですが、その中でインカピエに関しては不慣れなSBながら攻守にわたり、平均点以上だったのではないかと思っております。

ちょっと逆SBティンバーが異次元ということもありますが、彼はいちよ正SBということも踏まえると、インカピエの成長を賛辞したい。

攻守の切り替えや予測の精度が上がったなと思いますし、ダイナミックなプレーはカラフィオーリにも通じるところがある。

慣れもあるのでしょうが、SBとしてもカウント出来るようになると、これはこれで一定のアドバンテージが持てそうな予感。

終盤でのガッツリ奪取のプレーなどは機動力も申し分なく、しっかりと刈り取ってくれてましたからね。とにかく、今後もお楽しみにといったところでしょうか。

今回、中盤でのウーデとライスがマンマーク気味でマークを付かれているところがあり、ビルドアップに苦しめられる展開も多かった印象ですが、それでもこじ開けるというのは大きくなったなと。メンタル的にも。

ウーデなどはらしいさ溢れるパスも多分に見られましたし、ライスへのアシストは「どこに目を付けているんだ」という極みのスルー。

67分投入でそのウーデを上回るキーパスとビッグチャンスを創出するサカもサカですが。

ライスもボックス内への関与が上手くなりましたよね。

ボックストゥボックスの動きが様になり、こうしてみると今の2列目くらいが最善のポジションだと思ってしまうのは私だけでは無いはず。

アンカーも出来、SBもやれるって、マルチ過ぎる。そして2発は心強過ぎた。

終盤猛攻でのボーンマスは脅威でしたし、守備面の若干の不安定さも気にはなってきておりますが、勝てたのでまず良し。

まあボーンマスも強かったですよ、そもそも。

セメンヨは相変わらずヌルヌルした動き出しが一級品でしたし、スコットもしつこかった。エバニウソンもプレスの切り方、からの攻撃時の動き出しとフィニッシュワークは脅威でしか無い。クルーピは19歳なんですね。得点シーンが衝撃的だったのと、アグレッシブなプレースタイルは今後伸びそう。

昨シーズンから主力をあれだけ抜かれているにも関わらず闘志は落ちず。

いやぁ強かった。

この厳しい時期なので結果第一主義でひとまず乗り切り、その後のことはその後考えましょう。

と言っている間に次節リヴァプー戦。

ホームエミレーツということと現状そこまで調子が良いとは言えないわけですが決して侮れる相手でないのは間違いありません。

では。

『アーセナルvsアストン・ビラ』なぜ一気に崩れたのか|xG急上昇とアルテタの修正力

『アーセナルvsアストン・ビラ』年内首位の過去6回で優勝はたった1回も…アーセナルOBは期待「楽々優勝できるかも」 | Goal.com 日本

45サリバの対応力と速度

53ウーデらしいやつ
56ビッグガブ強し
65トラップ上手し
74ガブ空中戦が強い

快勝。そしてこれまでのビラ戦への苦手意識も解消。

どうなるかと思っていたのですが、終わってみればこの結果。前半から余裕ということは無く、正直1点目までは全然わからない状況だったのですが、そこからなし崩し的になりまして。

スタメンから。

ライスが怪我というのが意外でしたが、どのシーンだったんでしょうか。もしくは蓄積によるものなのか。いずれにせよ軽症をいのりたいところ。

そのライスに変わり万能の我らがアイドル、メリーノ投入。さらにインカピエが左SBにて投入というのも驚きでした。スケリーは序列が落ちているのでしょうか。

ゴール期待値を見ても前半はぬるっとしたスタートで、両者ともにこれといった決定機や攻防は見られず。

逆に後半からは急上昇してますね。アーセナルに関しては。

ハーフタイムでのアルテタによる喝入れ、ビラのオナナ交代というところもあり、アーセナルのエンジンが俄然掛かったというのも大きかったことでしょう。

ビラに関してはアウェイということもあり、前半は様子見、ないしは結構プラン通りに進んでいるのかと思ってしまったのですが、1点目の予想外の展開がプランを崩してしまったのでしょうか。

ビッグガブによるさすがの得点。まああれは彼のポジショニングとフィジカル、対応によるところからの得点という色が強いですが、それでも彼だから入ったというのもまた事実。

そしてそこからラッシュが始まろうとは。

すぐさまスビ、サーモンと完璧なシュートセンスが光る得点を重ね、何と言ってもジェズスの得点が痺れましたね。

サーモンの完璧なタイミングでのドンピシャアシストをいとも簡単に決めて見せるジーザス。

復帰後からコンディションは悪くないと思っておりましたが、フィーリングも良く、完璧な得点。

受けてからのアクション、完璧なコースと強さのキックはザ・ストライカーのそれでしたよ。

質の違うストライカーとしても是非残ってほしい、そう思わされたアーセナルファンは多いことでしょう。

一方でギョケは良さは出ていたものの、相手FWワトキンスと比べても枠内0本、タッチ数も16というのは少ない気がしますね。

やはり何かきっかけを・・・。

それにしても最近最も頼りになるのはサーモン先生ですよ。

この試合でも得点とアシスト1、キーパスも3本と痒いところに手が届く働きっぷり。

強みであるボールへのフィーリングの良さが相変わらず絶好調で、周りの選手との関係性も試合を重ねるごとにスムーズに。まあ以前から少ない試合数でもフィッティングしていた彼の器用さが無せる技なのでしょう。

とにかくこの厳しい日程と怪我人が増えつつある中頼りになる。

ウーデも調子を取り戻してきておりますし、層も厚くなった実感がこの年末年始にどこまで高まるのか。

ボーンマス戦を控えておりますが、シティとは得点差を広げ、ビラを押し下げることにも成功という上位戦勝利。

まだまだ全く余談は許しませんがこのタイミングでの直接対決での勝利はまことに大きかった。シーズン終了後にこの勝利の大きさを語れることを祈りつつ、次戦を待ちたいところです。

では。

『アーセナルvsブライトン』ラヤ歴代級セーブとウーデ待望の一撃

『アーセナルvsブライトン』Odegaard sets tone, Rice the standard as Arsenal continue to build momentum

5ラヤ、ボレーの精度も高っ
8スビの素早いカバー
14これが見たかった、キャップ
25さっきもだけどインカピエ反応早いな
29スケリーの共感覚
30サーモンの連打
31サリバわかってんな
35ギョケこういう強さは間違いないんだよな
40ライスカッコ良すぎの刈り取りだろ
45ギョケ迫力がヤバい

59三対一でもウーデさすが
76ラヤ神降臨
90マルティのんなクロスも上げれるのか

勝ち切れたのは大きかった。

最近、後半に相手チームの脅威を感じる機会が増えているような・・・今宵もそんな一戦でしたが勝ちきれてよかった。

まずスタメン。

ついにSB不在となり、ライスが右SBとして緊急出動。

選手層が厚くなっても起こってくるこのプレミアの魔のシーズン到来です。

ただライスのSB、良かったんですよ。これはこれで。

以前のパーティがSBに入っていた時の上位互換のような、基本は右に張り付いているわけですが、ハーフラインより前目にいることが多く、後ろは3バック気味に。

スビとツーボラを組んでいる時と同じような感覚で、さらにウーデとメリーノもいるという。中盤がボックスのような感じに見えましたね。

攻撃時の連動性は落ちるものの、いうて右にいるのはサカ。彼の独力でこじ開け、時折コンビネーションなどでという助けがあれば何のその。

勿体ないのでそこまで使用されることは無いと思いますが、これはこれでありなんだなと。

まあブライトンがそこまでゴリゴリに攻めてこなかったというのもあるわけで、守備的に押される局面ではどうなのかというところは残りますけどね。本職では無いので。

ただ、おかげで中盤での制圧力が高まっており、4人の関係性(ライス、スビ、メリーノ、ウーデ)は悪くなかったですね。

それにしてもライスのこのプレーはエグかった。男気しか無い根性のプレーで痺れまくった。

インカピエのこれも同様。

スーパープレーでいうとラヤのビッグセーブの痺れました。いつも有難うラヤ、今日のこれも半端じゃなかった。歴代トップ3に入りそうなほどの驚愕プレー。

そんな中、ギョケは惜しかったですね。

というかああいうポスト直撃の豪快なプレーをあれだけコンパクトに繰り出せたり、ボックス外からのキャリーなどもパワフルで負けない。

ただ、タスクが多いんでしょう。

コースを切りながらのプレッシングも出来るようになってますし、かなり色々なエリアにも顔を出している。

まあ実際競り合いの場面、ロングカウンターの場面での起点と軸としての強さは間違いなくて、相手DFからしたら嫌なのは間違いないですし。

残る得点という課題はいまだ健在。ハヴァーツの時も言っていたような気が。これはアーセナルのCFにおけるある種の鬼門であり入門の儀式なのではとすら思えてきてしまう。

いずれにせよ決定力がチームとしての課題。

この試合でもシュート数24本でビッグチャンス4もあったのに自力は1ゴールですからね。

ブライトンに関してはシュート数8本ですけど、前半は0なわけで、ようるすにここまで苦しんだのは決めきらなかったからということ。

ただあのウーデのゴールはメチャクチャ気持ちよかった。

調子の良かった頃の抑えの効いたコース狙いの良きシュート。これをずっと待っていたわけですよ。

ゴール後のライスとの関係も涙もの。いいチームに育ちましたよアルテタさん。

次はビラですか。

好調なようで、恐ろしいのですが、今回はホーム、エミレーツでの試合ということでサポの最大限の力を源に絶対に勝ってほしい試合ですね。

では。