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Diggin LIFE 掘って掘って掘りまくれ!

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2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ『オールドスパイス』は“フィジー”に帰結するのか?香りと記憶の関係

『オールドスパイス フィジー』 制汗剤として、海外のものって何故だか魅力的に映るといいますか、匂いがそうさせるのか、ビジュアルがそう見せるのか。 オールドスパイス自体は学生時代から憧れであり、マイスタンダードでもあり。 わりと色々なものを試し…

『しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術』が仕掛けたマジシャン作家の罠とは?

『しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 』 驚愕! こんなことが出来るとは。マジシャンでもある著者が企んだ、「紙の本ならでは」の仕掛け。 未読の人には、絶対に本書のトリックを明かさないで下さい。 二代目教祖の継承問題で揺れる巨大な宗教団体〝惟…

『屍人荘の殺人』は綾辻×ロメロのハイブリッドだ!

『屍人荘の殺人』 神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通うもう一人の名探偵、剣崎比留子と共に曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、ペンション紫湛荘を訪れる。初日の夜、彼らは想像だになかった事態…

記憶は曖昧でこそ美しい|『話の終わり』の文体の魔法が心に残る理由

『話の終わり』 書くことをめぐる無二の長編 「翻訳の仕事をしていると、たまに「自分が今までに訳したものの中で一冊だけ自分が書いたことにできるなら何か」と質問されることがある。そんなとき、私はいつだって「『話の終わり』!」と即答してきた。それ…

『So Long, Astoria』はなぜ夏に聴きたい?アタリスの名盤に宿る“青春の郷愁”

夏が来た。 そして何故かアタリスが聴きたい。 01. So Long, Astoria 02. Takeoffs And Landings 03. In This Diary 04. My Reply 05. Unopened Letter To The World 06. Saddest Song, The 07. Summer '79 08. Hero Dies In This One, The 09. All…

トニー・スコットの映像美と爆音が交差する『デイズ・オブ・サンダー』の魅力

『デイズ・オブ・サンダー』 www.youtube.com 「トップガン」の製作者、監督、そして主演が再集結。ストックカー・レースに賭ける青年の姿を、迫力のレースシーンを盛り込んで描く青春ロマン。天性の才能を持つ青年コールはレースカーのビルダーとして名を博…

『underTOWN再始動?』あの謎紫が今、カルチャーになる

『underTOWN再始動?』 最近また三人で会うようになり、以前以上にディグ熱が高まっていたということもありまして。 そんなこんなで以前というか数年前、「ロゴやアイコンとかあったらいいよね」と話していたのを思い出し、その時考えていた”underTOWN”とい…