今更ながらではありますが、アマプラに劇場版含めあがってきていたこともありまして。まあ観だしたらやめられない止まらない。
観ていくとハマっていくアニメもそれはそれで好きなんですが、やっぱりフィーリングを大事にしたいというか、フィーリングに勝るものは無いと言いますか、全てが面白いわけでは無いはずなのにどことなく惹かれてしまうものには、自分にとっての何かしらの魅力があるからだと思っています。
本作も正にそんな感じで、観だしたらその作画であったり、設定、キャラクターの雰囲気や細部にわたるディティールと、あげたらキリがないくらい。
作画的にはシドニアから衛人が出撃する時のスピード感とかダイナミックさ、そこから宇宙に出た時の無の感じ。
意外に好きなのはアニメのCM時に入っていたと思われる扉絵。このディティールと設定だけで、このシドニアという世界観を感じられるから面白い。
ストーリー的にも展開が速いし、テンポも良いのでどんどん引き込まれていく。出てくる呼称の数々は難しくもあり、興味を引くような名称が多いので、その辺もSFが好きな人にはツボなところかと。
そもそも原作が素晴らしいからこういった作品になっているんだろうなと思っていたところ、原作の作者である弐瓶勉氏のアバラという漫画に聞き覚えがあった。そう、チェンソーマンで心持ってかれた藤本タツキ氏の影響を受けた漫画じゃないですか。
原作にも興味しか湧かない状況の中アニメを観つつ、弐瓶作品を読んでいこうかと思います。
では。