先日訪れた古着屋のはなし。
『古着屋ビリー』

どうやらYOUTUBEで発見したらしく、友人が一人で行くにはあれなので、一緒に行かないかということで伺ったのですが、予想以上に予想通りで。
この動画を見ても分かると思うのですが、とんでもない古着屋ですよ。
自分自身も結構な古着屋を巡ってきましたし、倉庫系でも労働時間以上の滞在をしてきた方だと思うのですがそれでも過去一。
まず電話して予約をしたのですが、完全に個人店といった装いの対応。ですが話してみると意外と親切。
そして当日、マスク必須のゴーグル所持、ヘッドライトを持参して臨んだのですが、見込みが甘かった。
マスクは1枚では足りず、店主(以下ビリーさん)は防毒マスクを使用して中に入るとのこと。
でもそれわかります。
ゴーグルは曇るので使用できず、ヘッドライトはもう少し照射性能が高いものを装備すればよかったなと。
基本的に一日一組の予約制にしているようで、日没後は暗くなるので早めが吉とのこと。
ということで12時からの訪問。
到着後少々談笑したのですが、当時の九州での様子やそこから移転して東京で古着屋をやられている経緯、なぜこの古着屋のスタイルになったのかなど、非常に興味深く聞かせてもらいました。
そして突入。
外側からはあり触れた一軒家のような様相に見える、というのも三ノ輪が最寄り駅となっており、浅草も近いながら完全な下町の住宅街に位置する。
見つけた時も、「こんなところに」といった感覚。
中の状況は大きく分けて4ブロック。
入ってすぐ左のごった煮ゾーン(①)、その隣のシャツ系メインデニムなんかもあるよゾーン(②)。そして入って正面のミリタリーゾーン(③)とその上部のこれまたなんでもありな低価格メインゾーン(④)。
ですが、結局どれも探すのが非常に困難。
今回は②③④を見たのですが、②と④はとにかく物量が多く、こんな感じ。

地上から3/4ほどが服に埋もれているという状況で、地を這うならぬ服を這う状況。
立ち上がることすら不可能で、頭上に気を付けねばそく激突。ポイントを絞らないと探索も出来ず、どこを掘るかを決めることが重要かと。
そんな感じで掘り出し開始。
次々と見ていかないとキリが無いのでタグや柄、服の質感を頼りに捜索していく。正直細かく見るというよりは大枠で探れないと絶対に見つからない。
知識と経験がものをいう世界、服と己、基本的にメイドインUSAが主なので知らないタグなども多く、はっきり言って感覚的に良い服かを判断出来ねばピック不可能。
結局6時間ほど滞在し、そうピックは12枚ほど。
そこから外にでて試着(太陽光でないと色がわからず、そもそも試着するスペースは中に無い)し、結果購入は1着のみ。
リーバイスのオレンジタブですね。年代はおそらく70年代。詳細はまた気が向けば。

値札などは基本無く、プライスはビリーさんに聞くスタイル。
恐る恐るではあったのですが価格も良心的で、何よりメイドインUSA製がこの価格帯で買えるのは嬉しい。そして古着好きとしては発掘する楽しさが尋常じゃない。
正直メチャクチャ大変ですし、聞くと若い子などで怖いもの見たさ的に来る子などは早々に撤退するとのこと。
そりゃそうですよ。
でも、その日も夜に業者が買い付けに来ることになっていたようですし、わかる人には楽しめる場所なのではないでしょうか。
友人は4点ほど購入しておりましたが、中々ええ感じのCPOジャケットやスエードジャケットなど。
再訪をビリーさんに誓い、また訪問したいところです。
余談ですが、夏場は死ぬほど暑いとのことでその辺は避けた方が無難かもしれません。
では。

