『アーセナルvsノッティンガム・フォレスト』
8ジョルジやっぱ上手っ、なターン
9ライスの鬼寄せ
14マガリャンの判断力
17ウーデのいなしも今日は冴えてる
32ヌワネリ、ワンタッチ上手い
40ヌワネリのターンお見事です47ティアニーはああいう外でのプレーはクロス以外でも質高いな
52ティアニー良さ出るな、さすがのクロス
54ティンバーのフェイクはキレがあるな
71サリバの度胸と間一髪の判断
83メリーノのフリックは痺れたわ
試合としてはかなりハイテンションで良き。ただドローというのがいただけない。
優勝争いの観点から言えば正直ドローは負けに等しいところ。ですが、前節と大きく異なり、チーム自体のテンションが高かったのは収穫ではないでしょうか。CLを踏まえた上でも重要なファクターですよね。
そんなフォレスト戦、布陣は前節と変わらず、メリーノを前線に据えたスタイルを踏襲。
トーマスに変え、ジョルジを投入。
ジョルジが中盤に入ったことで、流動性やアイデアも交えた攻撃が可能になり、前半の早い段階で1点を決めれれば状況は変わっていたかもしれませんね。
形としては、カラフィオーリを中に入れ、空いたスペースをマガリャンが埋める。後方はサリバ一人のシーンも多かったわけですが、それでもよくあのテンションのフォレストを守りきれたなと。
フォレストが中二日、アーセナルが中三日というアドバンテージがあった中、フォレストの強度が全く落ちなかったというのも凄いですよね。
ヌーノ監督による交代が功を奏したのもあるでしょうが、それ以上に選手の熱量が勝っていたのは言うまでもありません。
対するアーセナルも俄然やる気で、全員の意思は感じました。
ポゼッションからしてもアーセナルが押し込んでいたのは間違いないのですが、フォレストの強度が高過ぎまして。
前後半通して65%もボールを持っていれば今のアーセナルであればかなりチャンスメイクも出来ますし、決めれるポテンシャルはあるのですが。
パスに関してもほぼほぼ敵陣内でのパスが主。でも決まらない。
キーパスで言うとトロサールが4本と最多。
確かにサーモンの動きはここのところ切れてますからね。
メリーノも前節と異なり、前線で身体を張り、シュートへの関与も高まっていました。デュエル数最多、惜しいシュートなどもありました。あのピンポイントヘディングは完全に相手GKのスーパーセーブですし。
ポジションを見てもかなり転々と動いていたのはわかります。
欲を言うともう少しゴール前での動き直しが出来れば最良なものの、それは正FWで無いので難しいところでしょう。
ヌワネリもかなり仕掛けてはいましたが、決定機には繋がらず。
ドリブル突破、地上デュエルを見ても地上戦での強さは伺えます。何しろオンザボールの動きはピカ一ですから。
ティアニーも良い変化を加えていて、交代後からかなりらしいクロスを上げていたり、大外で張ってのプレーはさすがに得意だなと。
チームに変化を与えるという意味では良いオプションだと思うんですけどね。
いずれにせよフォレストのテンションがあまりに高く、アーセナルも健闘したものの惜しくもドロー、優勝争いは遠のきましたが、良い試合が観れたのでまあ良しとしましょう。
個人的に89分くらいにあったヌーノ監督の笑顔、あれがこのゲームの全てを物語っていた気がしてなりません。
余談ですが、この試合のカメラワーク好きでしたね。ピッチから近く、角度も低め、最前線から見ている印象もあり、選手の奥行や広がりが体感できるような構図で、サッカー中継でかなり好きなカメラワークかもしれません。
では。