「怪我人多しだが戦力的にはやれそう:アーセナルvsランス~CLグループステージ編~」
CLが公式で観れるという盲点に気付き、とりあえずベスト16まではこの方法で観ていこうかと思います。
知らなかった方は是非公式サイトから観ていただければいいと思うんですが、こんな大盤振る舞いしちゃっていいんですかね。
それはさておき、この試合のスタジアムの雰囲気、やはりCLは凄い。
久々過ぎて忘れていた感覚というか、アウェイスタジアムでやることの段違いのプレッシャーを感じずにはいられない空気感。
まず14分、ジェズスのフェイントからのゴールはブレも無く、安定したゴールで素晴らしかったですね。
19分、ハヴァーツのスルーパスも視野広くて、見えてるなと。その後のチェンコからハヴァーツも良い抜け出しでしたし、ポジショニングも良かった。なんか最近で一番良かった気がしますね。
23分、これまたハヴァーツの守備が光った場面。
25分、ラヤがフィードミスからでした。富安との位置関係がズレたのか、コントロールがズレたのか。ラヤのキック精度を考えるとあまりないことなので珍しいなと。
29分、ライスのこういった受けて反転し、タメを作れるというのも強みですね。
33分、サリバの体を張った守備も良し。ライン際でも相変わらず頼りになる強さです。
48分、ジェズスの潰しからハヴァーツ、トロサールのシュート。これも惜しかった。
65分、珍しくライスが痺れを切らしたのかクロスを上げました。これもアーセナルでは珍しいなと。
87分、ネルソンを観ていて思うのがタテよりもヨコに強いんだよなということ。マルティネッリのようなタテを期待するとちょっと違うのかなと思ってしまう。
88分、ゴールまでの流れは完璧過ぎ。アーセナルらしい流れるようなパスワークからのシュート。起点となったライスも良く見え、タイミングバッチリなコントロールでした。あとは決まっていれば申し分なかったんですけどね。
そんな展開だったのですが、予想以上に攻守とも動き回っていたのがジェズス。
ホント質より量、でなく質と量。これを実践していたなと思うほど、どこにでもいてどこからでも仕掛ける勢い。
ヒートマップを見てもその辺は明らかでしょうね。
個人的に推しておきたいのはライスですよ。
要所要所における判断が的確かつフィジカルで負けない。
リーグ前半で言っていた織り的過ぎるように感じたプレーも全く感じさせない柔軟性。中盤に彼のような選手がいると頼りになります。
守備に効いてたのは当然として、際だったのがロングボール成功率。7/9も成功しており、しかもどれも結構際どい所へのピンポイントが光ってましたね。ドリブル成功率も4/4で、確かに前への推進時に奪われていた記憶が無い。
とにかく攻守において素晴らしい働きでした。
スミロウも結構惜しいチャンスありましたし、前回のスタメンから調子も上がっているように思ったので惜しかった。あとゴールなんですよね。それきっかけで変わるとも思うんですけど。でも、調子は悪くないようなので。
敵地ホームに圧倒された感と勢いに負けた感はありましたが、まだこれから。内容自体はそこまで悪くなかった気がするので、次に期待です。
それにしてもサカの怪我は気になりますね。軽傷のようなのは何よりですが、今後もサカの代役問題は出てきそうで。ホワイトもサカがいないと能力半減な気もしましたし。
まあそれでも控え選手も層が厚くなっているので試合感を取り戻せば全然いけるかと。
では。