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冨安の安定感と攻撃の融合『アーセナルvsウルヴズ』

前回のCL戦があったこともあり、この試合も俄然得点に期待してしまったわけですが、早々に決まりましたね。

「冨安の安定感と攻撃の融合『アーセナルvsウルブズ』」Mikel Arteta gives Takehiro Tomiyasu injury update

5分、トミーのアシストヤバし。ジェズスの粘りも良かった。

9分、ウーデの鬼プレス相変わらず良い

12分、ジェズス→チェンコ→ウーデの流れるようなワンタッチ。これぞアーセナルの真骨頂と思わされる。

18分、ジェズスのポストプレーはやはり凄い。体幹がしっかりしているんだろうな。

45分、トミーのワンタッチプレー見事

51分、ラヤの落ち着き。

64分、ライスのプレッシングの早さよ。

67分、サリバの激プレス。

 

ただ後半はちょっと膠着してしまった印象でした。

とはいえ後半のウルヴスはビックチャンスなどは0でむしろ前半の方がスタッツ的には押されていたんですけどね。

この試合、改めてトミーの攻撃性能が上がったなと。

右SBでの右サイドにおける関係性がわかってきたこともあるんだと思うんですが、明らかにウーデやサカとの連動性が良くなっている。

以前はホワイトの方が良い点が目立っていたんですが、守備時の安定感も含めると、トミーの不満点だった(個人的に)攻撃参加が解決されつつあり、その意味でトミーの良さが出てきたなと。

タックル数はチームトップの5回ですし、なによりポジショニングが良いんですよ。

すぐに的確なポジションに移動し、周りとの緩衝材的に良く働いている。

この試合では惜しくも途中交代となり、その怪我が心配ですが、兎にも角にも必要な存在だなと。

あとウーデのゴールシーンは素晴らしかった。

アーセナルを語る時に、個人的に絶対切り離せないのが、ああいった流れるようなパスワークからのゴール。

敵がベタ引きだろうが、密集していようが関係ない、圧倒的なスピードでの展開力。

ダイナミックでは無いかもしれないけど、有無を言わせないあのスカっと感が好きなんですよ。

私が観出したのがエジル覚醒時で、その一瞬の煌めきにやられたものです。

話が逸れましたが、チェンコの良し悪しの部分が出てしまいましたね。

良い点は流動性と攻撃参加。悪い点は守備強度の弱さ。

まあアルテタもこれはわかってやっていることだと思うんで、ホント結果論ですけど、バックアッパーの層が厚いともっとスカッドが安定しそうではありますよね。

トミーが逆サイドで出てしまうとキヴィオルだけなので。

今回のようなウーデがおりてきたり、トロサールがおりてきたりして、チェンコが左サイドにいる時間が長いような展開になった時、どういった立ち位置を取っていくのか。この辺が見えてくるとよりチェンコの良さも出てくる気がします。

では。