久々のクラシコでしたがメチャクチャ楽しかった。
やはり白熱しますね。
なんでこのカードはこう強度と熱量が高いんでしょう。サッカーのカタルシスが詰まっている気がします。
前半こそ互いの良さを消しつつ、拮抗した状態が続きましたが、それもこの両チームならではの緊迫感で、時間を全く感じさせないくらいに早かった。
そして後半。
徐々にバルサに綻びが見え始め、そこを的確にレアルが突き出します。
点を突き、線を作る。
この緻密な組み立てを両チームとも出来る中で繰り広げられるやり取りを制したのはレアルでした。
ブライトバイテがビダルと交代で入った直後、電光石火の切り裂きで閃光を見せましたが、それが逆に穴を作る形となり、ビニシウスのゴールに繋がってしまいます。
電光石火で思い出しましたが、バルベルデは本当に良い選手ですね。ボールを持ち、ドリブルし出した時のスピード感、あんなに躍動するとは思いませんでした。
ポジショニングも気が利いていますし、個人的に好きなタイプの選手です。
話は戻りますが、そのまま絶妙にずれた状態で修正も出来ず、交代で入ったマリアーノに決められてのフィニッシュでした。
マリアーノも良い場面を見せられたと思いますし、とにかく純粋に面白かった。
ボールを持つと何が起きるか自体が楽しみなメッシ、DFの要として存在感抜群のピケとラモス、中盤で非常に視野広くボールを捌くブスケツ、アルトゥール、閃きが半端ないクロース、イスコ。
挙げるとキリが無い、結局全員素晴らしいです。
一回で良いから是非生で観たいカードではあります。