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『アーセナルvsリヴァプール』激闘レビュー|アンフィールドで示した成長と課題

アーセナルvsリヴァプール

Arsenal FC Official Website | Home | Arsenal.com

8メリーノの左でのワンタッチはアイデアとしてあり
15ライスの読み
16ライスのハンティング力よ
20マドゥの伸びのある走力ヤバっ
24ティンバーほんと対人強いわ
27スビのボールの逃し方上手いわ
38メリーノこういうのもっと欲しい

47ライスマジで逃さんな
50やっぱライス、守備から球出しまで
53この戻りはマルティの良さなんよね
72ライスの危険予測
84ライスお前は
95エゼのワンタッチのアイデア

激アツな試合、そして結末はいかに。

ホント煮えたぎりました。

結果だけ見れば残念ではありますが、試合内容はほぼ互角。

序盤でサリバ負傷(練習時から怪しかったらしい)、キャプテン不在、エースサカも同様に不在ということを考えるとまあまあというところ。

そうした中、アンフィールドとあって、不安材料しかないわけですよ。でも、試合後はそう思っていた自分を恥じたいくらい、よくやってくれました。

ハッキリ言って、もう不安に思うスカッドでは無いんですよね、実際のところ。

今ではダブルチームを組めるくらいになったかと思うと、感慨深いほどに成長したわけで。

とまあそんな試合展開ですが、どちらも後方から中盤にかけてのやり取りが多かった印象。

特に後半に関してはプレスのかけ方を両者共に変えたこともあり、アーセナルとしてはCBをフリーにし、ピンチを招くことも増えていたような気もします。

特にファンダイクのフィードは何度か危なかった。

一方のこちらのCB、モスケラ、交代で突如序盤から、しかもリヴァプール相手に入ったにも関わらずメチャクチャ良くやっていましたね。

ディフェンシブアクションに関してもチーム最多。

ポジションの取り方も抜かりなく、フィジカルコンタクトも申し分無し。

これはサリバ、マガリャン不在でも中々やれるんじゃないでしょうかね。バレンシアでも相当キャプテンシー持ってやっていたようですし。

安定感を相当に感じる。

マドゥエケも良かった。

前向きにボールを持った時の仕掛け、そしてとにかく速い。

カットインしての動作も含め、右だと選択肢が生きますね。

フィニッシュのところについてはサカに分がある気はしますが、それ以外は守備も献身的にやってましたし、期待が持てるのでは。

カラフィオーリもだいぶ効いてました。

サラーがやり辛そうにしていたのが印象的で、実際ほぼ怖い仕掛けが無く、地上戦も6/9、インターセプト3、ロングボール2/3と攻守で健闘。

運動量も最後まで落ちていなかったですし、強度も高い。

去年でプレミアの水にも慣れたのか、一層輝きを増しており、パワフルで良き。

あとはライスですよ。

プレ~前節まで、少々物足りなさがあったものの、やはりライス。強者との戦いでこそ真価を発揮。

気の利いたポジション、パワフルなキャリー、タックル等のハンティング力に関しては絶対に爪痕を残すという徹底ぶり。

プレミアに限らずでしょうけど、強者との試合で実力、もしくはそれ以上を発揮できるかどうかっていうのは選手のポテンシャルを大きく左右しますよね。

AからSランクにいけるかどうか。

この試合で言うと、逆にスビ、ギョケ、リヴァのヴィルツといった他リーグから移籍組の彼らは少し物足りず。こうしたアッパーな戦いでは輝きが薄れるという。

まあ彼らに関しては順応時間の差もあ、時間の問題でしょうけども。

ダウマン君も物怖じせずアンフィールドデビューは貴重な経験になったことでしょう。

対峙したケルケズが驚異的だったのも酷ではありますが、ダウマン、マドゥ、共にかなりタイトに対応されてましたからね。伊達にボーンマスでやってない。

ショボスライも本職じゃないのに完璧過ぎるほど、SBやりきってました。

おまけになんですかあのFKは。あれは反則ですよ。

CL、レアル戦のライスを彷彿とする理不尽FK。

あの球は誰でもノーチャン。

あれで勝負が決してしまうなら最早運が無かったとしか言いようが無い。

両者共に試合内容が悪くなかっただけに、残念でした。終盤のアーセナルの捲り上げを考えるとあと少しで勝てた可能性もあったかと思うと。

とまあ、命運を分けるのはこうした事態もあり得るわけでして、だからこそ、チャンスは確実に落とさなければならない。

タイトルを取るためには必須の条件を序盤に突きつけられたのは今後の糧になることでしょう。

余談ですが、徐々にウーデがヒース・レジャーの様相を呈してきているのが気になるところではある。そしてエゼはまだここから。

では。