マイケルマンはやっぱ見せ方が上手い。
「マイアミバイス」
80年代に一世を風靡したTVドラマを、当時製作総指揮を務めていたマイケル・マン監督(「ヒート」「コラテラル」)が巨費を投じてリメイク。
TVドラマにあった陽気さは払拭され、近年のマン監督のスタイルそのままに2人の麻薬潜入捜査官(コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス)の活躍がマイアミや中南米を舞台にハードかつスタイリッシュに描かれる。ヒロイン、イザベラ役には「SAYURI」に続いてのハリウッド作となるコン・リー。
とりあえずコリンファレルがカッコ良過ぎです。
そしてマイアミらしく、青の見せ方がクール。
ドラマ版と違って世界観を構築するには短すぎるし、色々と不都合が多いのも確か。でもそういったのを差っ引いてもやっぱり見せ方が上手いし、かっこいい。これだけで楽しめるのも確かです。
マイケルマン監督はカーアクションであるとかガンアクションの見せ方、サントラの使い方なんかが渋くて非常に好きな監督の一人なんですが、本作でもその辺は良くできているように思います。
とにかく気軽にマイアミの空気感を感じながらスタイルを学びたいなら観てみるといいかもしれません。
個人的には本作でコリンファレルが好きになり過ぎました。
こういう野暮ったいヘアスタイルとファッションって年を取らなければできない格好だけに痺れます。
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