初めてのリセット。
ついに来てしまいました。
アルテタに監督が変わり、何も代償なく順風満帆にいくなんて思っていませんでしたが、意外にここまで何も起こらず。それが逆に不穏ですらありましたが、ここにきて遂にといった感じです。
週末のリーグ戦(シティ戦)がコロナウィルスの影響で延期になったこともあり、万全の態勢で挑んだ本戦。
そのはずだったんですが、開始から何となく少しズレているのが気になっていました。パスにしてもポジショニングにしても飛び出し、シュート、それぞれの連携なんかにしても良いんだけど、何となく合っていない。
それは後半に入っても延長戦に入っても変わらずで、結果的にそれがこの結果を招いた気がします。
オリンピアコスがそんなに良かったのかといわれるとそれも疑問ですし、アーセナルがそこまで悪かったのかと言われればそうでもない。
そういったところがサッカーの面白いところで、噛み合わなければ実力は半減、もしくはそれ以下にすら落ちてしまうということを垣間見た試合だったように思います。
いずれにしてもアルテタになって初めてのリセット。
今のアーセナルはこうしたリセットを経て変革が必要なのは確かなわけで、ローリスクで無難に続くより、こういったことをきっかけに変化していってほしいと思います。