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アーセナルvsチェルシー

覚醒なるか。

アーセナルvsチェルシー

Arsenal 4 - Chelsea 2: WHAT A WIN - The Short Fuse

ここからの連戦はかなり厳しい戦いになるだろうし、正直勝つのは難しいんじゃ無いかと思っていたんですが、そういう時こそアーセナル

期待を裏切り、手のひらを返すところはさすがです。これだからやめられないとも言える。

ビックロンドンダービーで4-2という打ち合いを制し、ここ数試合の得点の無さから一試合に4得点も取るという無双っぷり。

前回も言いましたが本当にオールオアナッシングを地でいっている気がします。

勝てそうな空気感や負けそうな空気感って開始早々から感じることも不思議とあるんですが、今回は序盤から何となく良さげな空気感を醸し出していたんですよね。

というよりもチェルシーの精度が良くないと言いますか、何となく噛み合っていないような感覚。

アルテタとトゥヘル、両監督の戦術バトルも見所だったわけですが、軍配は完全にアルテタに挙がったと言っていいでしょう。

それくらい今回は戦術、交代、諸々がピタッとハマっておりました。

何が一番良かったって、今までの功労者たちが躍動したこと。もうこれに尽きます。

序盤こその、ホールディング、エルネニーなどは試合勘が取り戻せず、凡ミスをしていましたし、危なっかしいプレーもしばしば見られました、それでも徐々に落ち着きを取り戻し、終わってみれば素晴らしいパフォーマンス。

ホールディングの毎回、準備できている感溢れるプレーと、CBとして落ち着きを取り戻してくれる存在も有難いですし、エルネニーの久々先発がチェルシーとの、しかもシーズン終盤、この状況での出場にも関わらず、強度の高いプレーメイク、展開こそ期待は出来ないものの、カバーリングなど中盤のストッパーとして、それこそ終盤には最終ラインの要としても良く機能していたんじゃないでしょうか。

そんなもう一人の中盤で言うとジャカ。

彼も今では古参としてチームに君臨しておりますが、今季ベストパフォーマンスと言っても過言じゃ無い活躍。

判断が冷静かつクレバー、フィジカル的にも技術的にも調子が良い時の彼は本当に頼れるなと再認識。マガリャンが相手チームと揉めてあわやのシーンで、止めに入るのがジャカというのは笑えましたが、ああいうシーンは実は結構あって、他の人が揉めている時は自分はクールというジャカの気質もあらためて見れたことですし。

自陣からのプレス回避、からの攻撃時は落ち着きすぎて上手過ぎて震えました。あれを常に見せてくれ。そう願わずにはいられません。

そして今回の覚醒児、エンケティア。

カップ戦などでの躍動は観ていたものの、リーグ戦で輝くことはほとんど無く、力差があるチーム相手じゃないとパフォーマンスが発揮されないのかな、などと思っていたのも今日までか。

まだこれから数試合を観ないとわからないところではあるかと思いますが、とりあえず今回は決めきりましたし、自分の役割としての抜け出しやプレッシングはやり切れていた気がします。

3点目のシーンなんかは持っているストライカーしかできないようなゴールシーンでしたし、ああいった場面で決めきれるということもある種のスキルな気がします。

サカとスミロウ、ウーデに関してはいわずもがなですが、スミロウのゴールシーンはまるでパスなのかと思うような柔らかいタッチ、得点とはならなかったシーンでの足元の技術にはエレガンスなアーセナルDNAを感じました。

タヴァレスもやはり試合感だったのかと思うような攻撃時の積極性は戻っていましたし、荒削りでもあれくらいアクティブな方がスパイスとしてよく機能する気がします。まぁ守備時は不安もありますがそれはアルテタ指導により改善すると信じましょう。

次節も落ち着かない戦いマンU戦、絶対勝ちたいところです。

では。