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探幽訪真:深く、自由に、偏りなく潜る

『アーセナルvsコベントリー』アルテタの7年目、開幕に見えた余裕

『アーセナルvsコベントリー』

Arsenal vs Coventry - Premier League RECAP: New boys are given a tough  first lesson back in the top flight as Kai Havertz, Bukayo Saka and Martin  Odegaard all strike for champions |

7早速ショート狙ってきたな
15カラフィオーリよく奥見てたな
18この繋ぎが見たいやつな
22ウーデの引き付けからのスルー技あり
26スケリーやっぱ身体のぶつけ方上手いな

61スケリーのターン上手し
72モスケ強い
72スケリーセンスあるんだよな
72カラフィオーリの抜け出しもな
90メリーノの落ち着きっぷり

遂に新シーズン開幕。

コミュニティ・シールドも良い感じで勝利することが出来たこともあったので、そこまでの不安は無かったものの、意外にも入りは慎重なものに。

ちなみにアルテタ政権での開幕戦は勝率として悪くない。

アーセナルはプレミアリーグの開幕戦で通算19勝8敗6分。勝率は57.6%。一方、アルテタ体制では6度の開幕戦で5勝1敗、勝率83.3%を誇る。

そんなスタメンから。

ブルーノが負傷により欠場というのが気になるところではありましたが、選手層の厚さから、ある程度不安は解消されることがどのポジションでも証明はされているかと。

序盤から予想通りの押し込む展開。

ポゼッションは64%、シュート数の圧倒的な差分は試合展開にも良く表れておりました。

キーパスがこれだけの選手から満遍なく供給できるようになったというのもバリエーションの豊富さが増した証拠。

ツォリスはプレシーズンからフィットネスも調子も良さそうですし、サカも調子は悪くなさそう。無双継続のウーデは期待が掛かる。

カラフィオーリは柔軟なポジショニングが一層柔軟になり、ボックス内で見慣れてしまった自分が怖いほど。

ハヴァさんの落ち着き払った1点目なんかも、調子の良さが存分に。何と言ってもあのゴールは痺れましたね。冷静沈着。お見事です。

ただ、個人的にこの試合良さが目立ったのはマイルズ・ルイス=スケリー。

やはりというか軽率なプレーも目に付くのは以前と変わらずの部分もありつつ、それ以外での振る舞い、身体の使い方や、ここに出せるのかというスルーは驚異的。運動量もありますし、経験次第で本当に化けそうだなといった感が現実味を帯びている。

ヒートを見てもアンカーに鎮座していることでライス、ウーデが一層自由に躍動できますし、必要とあらば出ていくスキルも持っているというのが非常に強い。

あとはそのリスクケアと軽率さの軽減。これだけなのでは。

余談ですが競り合いの中での逆立ちのようなシーンは異次元の体幹と対応力だなと、全然関係のない側面からも恐れ入りました。

交代選手も圧倒的なラインナップで、気になるのは左WG、右SB、この辺の人材をどう回すかですね。

CBにはコンサがやってきたので、彼はSBも出来ますし、今後の起用が楽しみなところ。

では。

 

探幽:上々な滑り出しと落ち着いて見れるのは昨季の優勝があればこそ

 

アーセナルを90分のゲームとしてだけ眺めていると、見落としてしまうものがある。選手の背景やクラブを取り巻く文化まで含めて眺めたとき、エミレーツで起きていることの輪郭が少し違って見えてくる。

今回の開幕戦を見ていると、スケリーやウーデゴールの現在だけでなく、ここまでチームが積み重ねてきた時間のほうに目が向いてしまう。その時間を辿り直すなら、アルテタ就任からのアーセナルを追ったこの本がちょうどいい。

開幕戦を見終えると、スケリーの成長や新戦力のフィット以上に、このチームがこれからどこへ向かうのかが気になってくる。各クラブの陣容や移籍を眺めながら、まだ輪郭の定まらない2026-27シーズンを想像するための一冊。