『リーバイス Gジャン 70505』

絶妙な色感と生地厚、良き個体に出会えたので。
最近デニムモチベーションが何故か高まってきており、トップスもショート丈が好み。
そんな折にこのGジャンを発見し、これも何かの縁だしということで購入。
70505は以前から欲しかったのですが、これだという個体に出会わなかったのと、色味やサイズ感、何より価格帯のバランスが中々合わずで。
昨年購入したGジャン(これも挙げねば)は色味に惚れて購入したのですが、これはまた全然異なる色味と質感。
通常のアメリカ製であれば生地は厚めで、色落ちももっとハードなものが多く、ザ・アメリカというような差の激しい色落ちが魅力。
一方でこれはある意味でレアな香港製なんですよね。
ざっくり言って水色という感じの色味で、生地厚も薄め、色落ちのフェードも緩い。

細かな違いで言うとこんな感じですかね。
◆香港製70505-02(1997年製)生地
香港製の多くは日本向けにリーバイ・ストラウス ジャパンが企画。
糸のムラ(ネップ)が少ない均一なライトオンスデニム(約12〜13oz)。
柔らかく、最初から着やすい。
色味はやや明るめのロイヤルブルー寄り。
縫製
縫いは丁寧で、ステッチも細い。
機械精度は高いが、アメリカ製のような「荒さ・武骨さ」は少ない。
シルエット
アームが細く、身丈もやや長め。
モダンでシャープ。
現代の服にも合わせやすいライン。
色落ち
均一でなめらか。縦落ちより「全面フェード」型。
爽やかなブルーに落ち着く。
「味」より「清潔感」が出る。
◆アメリカ製70505(例:70505-0217、60〜80年代)
生地
コーンミルズ社などの旧織機によるムラ糸デニム(約14〜15oz)。
硬くゴワつき、最初は動きづらいが、着こむと表情が出る。
色味は深いインディゴネイビー。
縫製
ステッチが太く荒いが、それが味。
微妙な歪みやねじれが個体差として魅力。
シルエット
ややボックス型で、着丈短め。
肩幅広く、武骨でクラシックな印象。
色落ち
「縦落ち」「ヒゲ」「ハチノス」が明確に出る。
迫力があり、ヴィンテージらしいグラデーション。
一点もの感が強い。
サイズ感もそこまで現代的なシルエットとはなっておらず、やや無骨さが残るような感覚があり、身幅が非常に自分と合った。


デニムというと色落ちの出が顕著で、濃淡のグラデーションがハッキリしたものが好まれるイメージですが、こうした水色で薄っすらと出てくるグラデーションが意外に好きなんですよね。
これに敢えてのベージュやライトブラウンといった明るめのボトムスを合わせてニュアンスで落とし込むというか。
メリハリで際立たせるというよりは緩慢なトーンで落とし込むというか。
冬場になってくると濃い目のアウターなんかと合わせても薄めのライトカラーが映えますし、それはそれで好きだったりもするわけでして。
いずれにせよデニムは色落ち、サイズ、一期一会。
価格が見合うのであればゲットしておくべきなのは間違いないでしょう。
では。



