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『アーセナルvsクリスタルパレス』止まらぬライス、冴え渡るティンバー──アルテタが築く“勝者の構造”

『アーセナルvsクリスタルパレス』

Arsenal don't need to produce classics every week – this win was about the  bigger picture - The Athletic

2サーモンのアウト使ったボールタッチ上手いなぁ
19サリバ縦パス精度も大したもんだよ
22こういうシーン絶対止めるもんなライス
28ティンバーCLからキレあるよな、ただ1人はきつい

49コーナーからの怒涛のオモロい仕掛け
55やっぱライス
57サーモントラップ良
59サーモン収まるな
62技術よサーモン
66ティンバー、エゼの鋭さ
69ラヤのパントも良いね
75いやはやライス

パレスの徹底した守備陣形、結果セットプレーからの得点という。

堅守が映える昨今のアーセナルですが、オープンプレーでの得点、もう少しゴリゴリした流れからの豪快なのが見たいと思ってしまう。

かつてユナイテッドのアレックス・ファーガソンの名言として

「攻撃は試合に勝つために、守備はタイトルを取るためにある。」

といったものがあったが、その通りなのは理解しているものの、こうした試合展開は興奮という熱量を欲してしまう自分もいる。

まずはスタメン。

パレスが完全に5-4のブロックを敷いてきたこともあり、後方ではボールが持てるものの、そこからの展開に苦しみました。

ただし、もうこの展開も今シーズン何度もあったわけでタレントの技術、アイデアからこじ開けるのも以前ほどの苦労は無い模様。

この試合でもそうした傾向は存分に感じられたわけで、その点に関しては喜ぶべきかと。

相変わらず化け物だなと思ったのがライス。

ビッグチャンス1、キーパス3と攻撃でも活躍を見せるとともに、守備でもタックル3/4、インターセプト2、クリア1。地上戦4/6、空中戦2/2ですからね。

ボックスtoボックスの動きに磨きがかかり、ゴールが取れると完璧に。

とにかくボール奪取能力がとにかく魅力的で、この局面、ライスなら絶対刈り取るとう安心感が満ち溢れている。

実際そのシーンって気持ち良いんですよね。

終盤で負傷交代したのが気にはなりますが、軽傷なことを祈ります。

変わらぬ良さが光ったのはティンバー、サーモン。

最近の彼は異常なキレと躍動感、トランジションの速さも申し分なく、右側の制圧力が映える。

周りとの関係にしろ、内外の使い分けにしろ、戦術理解力も高そうですし、なによりアジリティ、インテンシティが高い。

サーモンも好調。

ボールタッチが神がかったプレーが何度か見られ、体制を崩しそうになって受けてもコントロールしてしまう。

シュートフィーリングも良いですし、最近はティンバー同様キレがある。

ギョケもスタミナが異常。

攻守の献身性と、前線で脅威になれる存在感。彼が前線でボールを持つとどうにもパワフルにこじ開けてくれる気がしてしまう。

キャリー時の豪快さが良いんですよね。あとは豪快にゴールにボールを放り込むのみ。

開花祈願、この後頼む。

逆にサカとエゼはなんか引っかかるところが多かったような。

サカはミッチェルの強固な守備と対人の強さに苦しめられ、かつ疲れもあったんですかね、交代したのもそうしたことが理由かとは思いますが、いつも通りの彼では無かった。

エゼは得点こそ決めましたし、プレー自体の質もそこまで悪いわけでは無いものの、なんか期待値が高いのか、ちょっとしたズレやミスが目に付いた。

ただパス成功率は76%とエゼとしてはそこまで低いわけではないので杞憂かもしれませんが。

いつもならそんなことは無いのにという彼らしからぬところが散見され。

とはいえこのゴールは見事でしたよ。

カンフーキック炸裂なスーパーゴール。

それにしてもパレスは最終ラインの対人能力が高く、マテタが脅威過ぎる。

まあ勝てたので良しでしょう。

では。