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ヴィンテージ家具の極み『ソファ購入記』──エアボーン社と出会ったバラガンmeetsミッドセンチュリー

『ソファ購入記』

念願のソファを。

ヴィンテージショップやリユースストア、ネット上なども含め、ずっと探して早5年ほど。

これまたフロアスタンド同様のテイストで探していた中、思うようなものには中々出会えない。

予算を全く気にしなければそれはあるわけですが、そこも度外視は出来ない。

まず探していた絶対条件として、全てファブリックで覆われ、カラーはグレーもしくは生成りに近いベージュというもの。

あくまでもこれは最低条件で他にもあるにはある。

難しいのがそうしたもので、状態も悪くなく、バラガンmeetsミッドセンチュリー的なるデザインを欲していたので非常に難しい。

他のインテリアとのバランスを考えた時にどちらかに拠り過ぎるというか。

状態もですよね。

レザーであれば経年劣化でもつものの、ファブリックとなると損傷が激しいものが多いというか。

でもこれはその辺も問題無し。

そうしてファーストフィーリングで気に入ったので調べたところ、エアボーン社のものだということを知り、知らないブランドだったのですが、妙に気になったので調べてみたんですよ。

エアボーン社の概要

  • 創業と背景: 1951年にシャルル・ベルナールによって設立されました。もともとは航空機、特に軍用輸送機を製造するメーカーでしたが、第二次世界大戦後にその技術を平和産業に転換し、高級家具の製造を始めまた、フランスの歴史ある家具メーカーです。

  • 特徴的なデザイン: 当時の最先端の技術とデザインを取り入れ、多くの名作を生み出しました。特に椅子に力を入れており、「AAチェア」をはじめ、ピエール・ガリッシュやオリヴィエ・ムルグといった、フランスを代表する著名なデザイナーたちとのコラボレーションで知られています。

  • ヴィンテージ市場での評価: 1950年代から1970年代にかけて製造された家具は、今でもヴィンテージ市場で高く評価されています。独特のフォルムや、スチールフレームを用いた軽やかでモダンなデザインが特徴で、日本でも一部のヴィンテージ家具店で取り扱いがあります。

  • 代表的なデザイナーと作品:

    • ピエール・ガリッシュ (Pierre Guariche): スチールフレームを用いた軽快なソファやラウンジチェアのデザインで知られています。

    • オリヴィエ・ムルグ (Olivier Mourgue): 映画『2001年宇宙の旅』に登場する「ジンチェア」をデザインしたことで有名です。エアボーン社のために「キュービックチェア」などのポップでアイコニックな作品も手掛けています。

そうしたら尚の事気に入るという。

古着もそうですが、こういう”何か気になる”というフィーリングはそう外れない。

軍用機からの高級家具、フランス、ミッドセンチュリーからのファブリックと佇まいから洗練されていて装飾等が過剰でない。

アームの流線的なフォルムやひじ掛けの厚み、ディティールにはミッドセンチュリーのそれを感じさせるものの、個体としてのフィーリングはシンプルでソリッド。

背面の印象も主張が無く美しい。ファブリックで包まれているのも含めて好印象。

スリーシーターだが190cm弱というサイズ感もそうですし、奥行きも90cm弱、出で立ちも住宅感とマッチしており、プライスも許容内。

やはりというかヴィンテージのものはファブリックの質感、フォルム、そうした現状のものとは異なる、存在感というものを感じさせますよね。

STAY HOMEが楽しくなりそうです。

では。