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『ジュラシック・パークIII』92分で味わう恐竜×冒険×家族愛のジェットコースター映画体験

ジュラシック・パークIIIジュラシック・パーク III - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画


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現代によみがえった恐竜と人間たちの攻防を描く大ヒットシリーズ「ジュラシック・パーク」の第3作。

生物学者のアラン・グラント博士は実業家を名乗る男ポールとその妻アマンダから、恐竜が生息するイスラ・ソルナ島を上空から見学するツアーのガイドを依頼される。多額の報酬を積まれ仕方なく引き受けるグラントだったが、ポールたちはグラントとの約束を破って島に着陸してしまう。

実はポールとアマンダの真の目的は、8週間前に島の近くでパラセイリング中に消息を絶った息子エリックを捜すことだった。

第1作でグラント博士を演じたサム・ニールが再び同役を務め、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシー、「ディープ・インパクト」のティア・レオーニが共演。

前2作で監督を務めたスティーブン・スピルバーグが製作総指揮を手がけ、「ジュマンジ」のジョー・ジョンストン監督がメガホンをとった。

 

 

ジョー・ジョンストンだからなのか、構図とクローズのバランス、サウンドのテクスチャも合わさって、冒頭からスターウォーズ的な始まりを予感させる。

ちなみに監督のジョー・ジョンストンについて

ジョー・ジョンストンは、アメリカの映画監督であり、元VFXアーティストです。特に、VFX(視覚効果)の分野でキャリアをスタートさせ、その経験を活かした冒険ファンタジーやアクション映画の監督として知られています。

まあそこからは一気にジュラシックな世界観へと引き込まれるわけですが、本作の纏まり具合は結構好み。

相変わらず人間のエゴにより巻き起こるエピソードにより話が恐竜と一緒にこじれていくわけですが、やはりというか、このシリーズは壮大で開けた風景、これにジョン・ウィリアムズの楽曲が合わさるとジュラシック感が色濃く出るし、ブチ上がるなと。

舞台として昼間がメインということもあってか初作に近く、描写が克明に見えるからこそ楽しめるというのもあると思うんですよ。

あとは空間の使い方。

オープニングで上空を滑空し、上下のスペースをダイナミックに使っているというのも画面が広く見え、雄大さが引き出される。

しかもそれが終盤にまた映像的反復として、空メインのシーンとして出てくるというギミックも面白い。

まあ、登場人物などもそうで、1のサム・ニール演じるグラント博士がまずもってそうですし、ローラー・ダン演じるエリーもそう。

このエリーとの会話が終盤に効いてくるのも良いですし、そもそも色々な含みが回収されていく構成もテンポが良い。

なんせ92分という短い中でトラブルあり、人間ドラマあり、家族愛あり、恐竜あり、ですからね。

色々あるけど、纏まりはあるんですよ。

エリックの発見だったり、ビリーの活劇だったりというのもSW味があるというか。展開の起伏が1とは違う形で冒険心、興奮を誘い、ワクワクした状態でライド出来る。

色々な要素を適度にミックスし、それを上手い事回収、ワクワクの機運を高められるというのが上手い。

人間のやるせなさと、だからこその人間らしさみたいなのも良かったんですよね。

最初はあの夫妻にしても「安直な考えで動き過ぎだろ」と思いながら観ていたんですが、段々と愛着が湧いてきたり、子供との再会、夫婦の和解のシーンなどは感動してしまうくらい。

なんなら父カービーの恐竜との死闘なんて、劇中の彼の人間性からは想像できないほどの男気。

だからこそ、家族も一つとなり、人間関係の根源の必須性みたいな純粋な人との繋がりを大切に出来るなと。

ビリーとグラントの関係性もそうですよね。

若いからこそ行ってしまったこと、でもそれが関係性の全てだったり、その人の人間性の全てだったりということでは無く、というのがわかるような展開。

これも震えました。

エリックとグラントがビリーについて話すシーンがあるんですが、その会話が妙に核心を得ているなと。

まずエリックが「私には持論があるんだ。世の中には2種類の少年がいる。天文学者になりたい子と、宇宙飛行士になりたい子だ。天文学者、つまり古生物学者は、完全に安全な場所から、これらの驚くべきことを研究できる」

それに対してエリックが「でも、そうすると宇宙には行けない。」と言うんですよ。

ようするにビリーは宇宙飛行士になりたい少年であり、実際にそれを叶えた。

つまり、安全よりも実体験に基づく経験を得たかったということ。

これって年を取ればとるほど身に染みるなと思うわけです。

そのビリーの顛末も安堵と共にグッとくるところでしたね。

人間関係の本質に極限の有無を言わせない恐竜だからこそ突きつけられる現実。

最終的に本作で問われていたことというのが”それが出来るのか?”ということだと思うんですよ。

エリックにしても一人になりあの島で2か月も生き延びる、父カービーも子の為、家族の為に奮闘する、ビリーも自責を感じ、罪滅ぼし的な意味もあるだろうがエリックを助ける。

結局全て、わかっていたり、思っていたとして、それが出来るのかに尽きるんだと思うですよ。

実人生もそう。

わかっているだけでは何も変わらず、リスクを取らなければ進みもしない。

身につまされるところを多分に感じつつ、ちょっと見習わなければならないなということを思わされたり。

とにかく色々とお見事ですよ。

ピノサウルスの登場も強烈でしたね。全く知らない恐竜ながら、Tレックスとのバトルとその存在感は圧倒的。

あのバトルシーンは迫力ありましたね。

今まで巨体の恐竜が大っぴらにバトルすというシーンは無かったですから。しかも結構バチバチにやり合うっていう。

ドラマ要素もあり、アクション要素もあり、適度なバランスで良質の恐竜体験、十分に楽しめる作品に仕上がっているのではないでしょうか。

では。

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