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『アーセナルvsトッテナム〜プレシーズン編〜』 ギョケ仕様のクロスと攻撃設計の試行錯誤

アーセナルvsトッテナム〜プレシーズン編〜』Arsenal FC Official Website | Home | Arsenal.com

17ライス運動量エグいな
18サリバトラップがCBじゃないんよ
31サカあれでも突破するからね
37プレスは全体的に早いな

57小柄なのにスケリーやっぱ強いな
68このホワイトのクロスはギョケ用か?
70キヴィのこれもだな
81ダウマン凄いとこ出すな

悪かったというわけでは無いが、良くもない。

プレシーズンマッチとはいえ、このカードになると熱が入らざるを得ないわけで、そんな状況で観ていると、正直シーズン中並のテンションになってしまうんですよね。

とりあえずスタメンはこんな感じ。

アゴー、キヴィがいつもとは変化ありという感じで。ウーデも初スタメンですかね。

そんな中、思いの外トッテナムが良かったんですよ。

守備ラインの意識やトランジション、セットプレーへの意識、この辺が中々でして。

あと、右SBのポロが厄介。

アーセナルもウーデ、サカ、ホワイトという3人での定番右崩しはいつも通り機能していたように見えましたし、ホワイトはスタメンの中でもかなりフィットしていた印象で悪くなかった。終盤こそ疲れが見えていましたが、それでもあの暑さで90分やれたというのはそれだけで大きい。

ただ、左が形を作れていないんですよね。相変わらず。

先に書いたポロが良かったというのももちろんあるとは思うのですが、それでも。

この試合で一番変化が見られたのがウイングが深い位置を取ってからのマイナス折り返し、インサイドハーフで受けてクロスという形。

今までこうした形はあまり見なかったのですが、ギョケが入ることを想定してのことなのか、両サイドで何度か見られましたね。

こうした放り込みと、ドリブルでの侵入、オーバーラップして深いところを取るといったようなオプションが複数あると相手を揺さぶれるとあって、これは良き試みかと。

ただキーパスが上位三人で6本あって、オンターゲットがハヴァさんの1本とあまりに少ない。

ペナルティ内でのタッチなんて35もあるわけで、それを加味してもオンターゲットが少な過ぎる。

アルテタの目論見が何だったのか、それはわかりませんが、プレシーズンの3試合の中で一番なんとも言えない感じであったのは間違いないでしょう。

それにしてもダウマンはこの試合でもそれなりに躍動していましたし、シーズンインしたらどうなるんでしょうね。

まだ怪我や合流できておらず出ていない選手も含めるとスカッドの厚みを感じつつ、逆にどう起用していくのか、楽しみにしております。

では。