『アーセナルvsリヴァプール』

感情の浮き沈みが激しいのなんのって。
CL明け、さらにここ数試合勝ちの無い状況が続いてのアウェイ、リヴァプール戦。
消化試合にはならないだろうと思っておりましたが、予想通りのアンフィールド。
アーセナルとしてはCL出場を確定すべく、絶対に勝ちたいところではありましたが、アンフィールドとなると分が悪い。
そんな感じで始まったこの試合、結果を見ればそれまでなのですが、結果以上に試合の展開が胸打つものあり、感慨深かったですね。
まず布陣から。
ほぼほぼいつメンな感じですが、ティンバーがホワイト、ライスがメリーノにというのが少し変わったところでしょう。

ライスは怪我のようですが、メリーノはCFとして出ていたのでそこまで違和感なく、ホワイトもいつも通りというわけにはいきませんが後半はわりとフィットしていたような。
前半は完全にリヴァプールに飲まれていた感じ有りましたね。
というか、押し込んで良い形を作れてもカウンターの精度と強度がえげつなく、それにより一気にひっくり返されて、スタミナも消耗して、といったような構図。
これはキツかった。
前半と後半の試合模様が様変わりしたのは意外なところで、前半は保持率61%、ビッグチャンス1、シュート5本打っていたものの、あまり脅威を感じず。
むしろ先ほど書いたように相手のカウンターを盛大に受けるという。

逆に後半、保持率は落ちたものの、ゴール期待値1.99に対し、ビッグチャンス3で2点決めてますからね。
相手GKのセーブも4ということを考えれば、相当に押していた印象。

はっきり言って前半に良かったのはトーマスとサリバ、ラヤくらいなもので、トーマスは安定感と攻撃時の関わり方が絶妙でした。
キーパス1、ロングボール1/3、ドリブル突破2/2と攻撃時のスタッツも然ることながら、守備時に地上戦8/12、インターセプト1、タックル4ですからね。
そしてポジショニングとボールを受けた時の身のこなしが良い。


サリバは1度怪しい場面はありましたが、それ以外はさすがのミスターパーフェクト。
疲れによるものがミスに繋がっている感もありまが、それを差し引いても彼のマークの付き方、対応力というのは並外れたものがありますよ。リヴァプール相手にもこれが出来るというのは有難し。
攻撃時のボールキャリーも素晴らしいですし。
ラヤも前半に見せたビッグセーブはさすがでしたし、その後も安定したセービングを見せてくれました。
正直、前半のビッグセーブのあとは息を吹き返すと思ったんですけどね。
そして後半、特に序盤の勢いはパリ戦の2ndレグを彷彿とさせるような猛攻。

これには痺れました。
やっぱり熱量って観ている側にも伝播するわけで、だからこそそれが有るか無いかで全然変わってくる。
さらに前半と大きく異なったのがボックス内への飛び出しとシュートを打つということ。これが二つとも改善されたというのが大きかった。
アルテタの修正力ですね。
マルティネッリとサーモンがポジションを変えていたのも相当効いていましたね。
サカは単独での見事なこじ開けは圧巻で、キーパスも4本通し、無双。
サーモンも左に移ってからビッグチャンスをクリエイトしつつ、アシストも記録。

メリーノとサーモンのデュエル数、チーム1,2というのも納得で、後半の彼らの躍動は本当に大したものです。
メリーノはさすがのCF嗅覚も発揮し得点も決め、あの退場は正直仕方が無いのかなと思ってしまうほど。
他の選手もですけど、かなり終盤足にきてましたからね。

それからスケリーとマルティネッリもかなり良かった。
スケリーはいつものタフさと強引さを取り戻し、相変わらずの超人っぷりを発揮。マルティネッリも何度も抜け出しを狙っていたのが印象的でした。
ヘディングのシュートも技ありでしたしね。あまり彼のヘディングは見ないですが、ストライカーらしい狙いは見事でした。
そしてなんといってもウーデ。
後半に入って一番変わったのが彼じゃなかったでしょうか。
いつものキャップが帰ってきた。それくらい変化が著しかった。あのハーフタイムに何があったんでしょう。それくらい別人のような変わりっぷりでした。
前半早々にユニフォームが破れたのも印象的でしたが、それ以上に変化が印象的な後半戦。
仕掛け、パス、そしてシュート。
欲しかった強引さが戻ってきた。
最近はコースを狙ったものが多かった彼が、力を乗せてのミドル。あれが結局ゴールに結びついたわけで。
Odegaard's rocket 🚀
— Arsenal (@Arsenal) 2025年5月12日
Merino's instinct 🧠
Spirited fight back. pic.twitter.com/RgV5s6Nydh
この変化が継続するのであればこれは良い試合だったと言えることでしょう。
それにしてもリヴァプールの高速ロングカウンターは凄まじかった。
では。