Blcrackreverse

Diggin LIFE 掘って掘って掘りまくれ!

Blcrackreverse

『アーセナルvsパリサンジェルマン』鬼気迫る90分、夢の果て~UEFAチャンピオンズリーグ準決勝 2nd leg~

アーセナルvsパリサンジェルマン』~UEFAチャンピオンズリーグ準決勝 2nd leg~

Arsenal set for major cash injection after PSG loss ahead of crucial summer  transfer window - football.london

6マルティの完全突破からの
18スケリー強ぇっす
29スケリー、ライス、最後の望みを繋いでくれたガッツ
41トーマスのポジショニングは確実に効いているはず
45サカらしいプレーが増えてきた、頼む

47サリバの自信ありげな対応力
68ラヤも最後の望みを
76サーモンらしいボディバランスを生かしたプレー
77メリーノの良キック
78ライスのインターセプト最高かよ
90トーマスの落ち着いたターン
92サーモンならと思えたがスペースが

これが今の限界点なのか。

良くも悪くも今季は夢見させてもらいましたよ。

正直ここまで来れるとはシーズン初めに思ってもおらず、逆にここまで来たなら、という気持ちの方が大きかったのが事実。

ですが、まだ新造のチームであり、ようやく諸々が確立してきていた段階だったわけで、だからこそ、ここまでこれただけでも凄いと思わねばと。

それは頭ではわかっている。

でも、勝ってほしかった。

希望的観測も含め、ここまでこれたからという気持ちが強過ぎて。

しかもレアルにも完勝し、リーグも2位で粘ってきた。相変わらずの過密日程でワンポジ全滅、主力を欠いてもここまでやってきた。

あと一歩だったじゃないですか。

それが正直な気持ちであり、失意の中、日常生活での気持ちが入らない。

ただ、これで下を向いていても何も始まらないわけで、ここからどうするかに注力し、ロマンを語るのがアーセナルファンとしての定め。

ということで、この試合、1点ビハインドの中始まったわけですが、アウェイかつ準決勝という大舞台、条件は揃った中で、やることはただ一つ、”得点を奪い勝つこと”。

シンプルゆえにこういう構図は強い部分もあると信じて始まった序盤。

入りの15分、最高でしたよ。

1stレグでの15分と対照的なアグレッシブさ、飲まれるのでなく、飲み込む勢いを存分に発揮し、あと一歩のところまで肉薄しました。

抜群のスタートダッシュに普段のアーセナルらしさは皆無で、鬼神のような選手たちのプレーには胸打たれました。

マジでアツかった。

ヒートを見ても前半のラッシュはただ事では無いですし、観ていても純粋に圧倒していたなと。

それを見事に阻止したのがGKドンナルンマ。

半端じゃないセービングを連発し、あれが1本でも決まっていればという気もしないでもない。

ただ、こちらのラヤもそれを上回るような仕事っぷりで、セーブ4を記録、PKストップも見事でしたよ。

今までと異なりギリギリまで動かず相手をしっかりと見る。完璧なストップでした。

ここまでくるとGKの能力は全チームマックスレベルなのを痛感させられるという。

とにかく強度が半端じゃなかったですよ。

デュエル数も上位三人でこれだけの数。ハードワークが過ぎました。

実際前半30分くらいにカメラで抜かれた選手の表情を見ても疲れた表情が印象的で、この状態で90分間持つのかと思ったほど。

終盤に疲れでミスが出始めたり、寄せが甘くなったりというのはまあ仕方が無かったと思えるくらい、全力を出し切ってくれていたのはヒシヒシと伝わりました。

ビルドアップに関しても両CBが非常に高い位置を取っており、いつも通りの右からの崩し狙い。

サカもいつも以上の覇気を感じましたが、メンデスがタフ過ぎて、中々崩せず。

それでも徐々に攻略に近づいていたものの、その先にドンナルンマがいるという不条理戦。

ゴール期待値にしても2.91にも拘らず1得点って。

トータル19本も打っていたのも驚きですが、ビッグチャンスを決めきれれば。

やはり決定力なのか。

サカの惜しかったシュートもそうですし、マルティネッリもそう。メリーノはストライカでは無いですが、惜しいシーンは同様ですし、ライス、ウーデはもう少し打っても良いかと。

この試合、端的に欲しいものが足りなかった。

それは何か。得点はもちろんですが個人的に欲しいと感じてしまったのが”個のゴリゴリ感”ですよ。

強引さというか、我が我がという姿勢、安心に堅実にという姿勢はわかりますが、もう少し皆ルードになっても良いのでは。

そこがこの経験を基にどう変化していくのか。

期待できるからこそ期待したい。

とまあ、この試合、分析云々ということよりも”とにかく勢い”と、”試合そのもののエンタメ性”を愉しむ。やはりCLのこのクラスは分析どころではない。

あぁ勝ちたかった。

それにしても相手チーム、パリは強かった。

特にエグかった選手は2名。

1stレグからドンナルンマは驚異的で、2ndはさらに磨きがかかっていましたし、あれだけ絶好機を止められたら、あれですよ。

そして予想外だったのがクヴァラツエリア。

強度も然ることながら、ドリブル、身体の使い方、守備、テクニック、全ての能力値が高い。

どこかが突出しているわけでは無いのに、かなり厄介という。

アーセナルもそうした選手が増えねばならない。

さらに休む間もなくリヴァプー戦。

ここでCL出場は決めたい。

では。