以前使っていたものが壊れてきたので購入したのがこちら。
『final ZE3000SV(FI-ZE3SDPLTW)』
有線時代からfinalの製品というのは使用しており、玄人向けのデザインと削ぎ落したようなブランディング、では何を残すのかという時にリスニングに一番重要となってくるサウンドに焦点を当てたようなモノづくり。
このスタンスにグッとくるんですよね。
結局色々な機能が付くよりも本質を見失わないで欲しい。
それがこのブランドの根底にはあるというか。
ただし無線となるとまた話が変わるところではあるのかなと思っており、有線での音響技術と無線でのそれは似てるようで似てないような。
具体的な技術論に関しては全く詳しくないのであれなのですが、気にはなっておりました。
購入を考え始めてからfinalのワイヤレス製品の評判を調べ出したところこれまた評判が良い。
そして昨年の暮れ、2024年12月に発売した「ZE3000SV」は見た目、機能性も申し分ない。
なんなら音質全振りでノイキャンやらもいらないくらいなんですけどね。個人的には。
ただご時世的に全くのそうした機能無しでは売れないようで、その辺は目をつぶっても、そこまでハイスペックで無くても良いと思うわけです。
ちなみに軽く商品の説明を。
1. FINALのこだわりの音作り
FINALは、日本の音響メーカーで、「音のリアルさ」や「聞き疲れしない音」を重視した製品を作っています。このイヤホンもその哲学に基づき、クリアでバランスの取れた音を提供します。具体的には、音楽の細かい部分(ボーカルの息づかいや楽器の質感)までしっかり再現することを目指しています。
2. FI-ZE3SDPLTWの主な特徴
高い音質
特殊なチューニングが施されており、低音から高音までバランス良く再生できます。映画やポッドキャストを聴いてもナチュラルな音に感じられるよう設計されています。装着感の良さ
長時間つけても耳が痛くなりにくい設計です。耳にフィットしやすい形状で、動いても落ちにくいのが特徴です。バッテリー持続時間
1回の充電で長時間使用でき、ケースに収納すればさらに充電が可能です。通勤や旅行でも安心して使えます。シンプルなデザイン
主張しすぎないシックなデザインで、普段使いに適しています。
3. 他社製品との違い
BOSEやSONYとの違い
BOSEやSONYの製品はノイズキャンセリング機能に特化しているモデルが多いですが、FINALは「音の再現性」や「装着感」にこだわっています。例えば、ライブ感や臨場感を大切にした音作りが特徴です。Apple AirPodsとの比較
AirPodsはApple製品との連携が強みですが、FINALはどんなデバイスでも高音質が楽しめるよう、汎用性の高い設計がされています。また、音質ではFINALのほうが細部までこだわりがあると言われています。価格帯とコスパ
FI-ZE3SDPLTWは、ハイエンドの製品としては比較的手の届きやすい価格設定で、高品質な音を手軽に体験したい方に向いています。
4. 誰におすすめ?
- 音楽や映画を「いい音」で楽しみたい方
- 長時間イヤホンを使う機会が多い方
- シンプルで使いやすいデザインを求める方
FINAL FI-ZE3SDPLTWは、「プロ仕様の音を手軽に体験したい」という方にぴったりな完全ワイヤレスイヤホンです。他社製品と比べてノイズキャンセリングやスマート機能は控えめですが、「音の質」では多くのユーザーから高い評価を得ています。
基本的にそこまで高価格帯のものは敬遠しがちでして、こちらは1万円台前半と手が出しやすい。
音質に関してはクリアで、音の再現性が生きる。バランスが取れていますよね。有線のものに比べると少しPOPさや軽快さに振れている部分もあるなとは感じつつ、聴いていれば気にならなくなる程度。
ナチュラルさが好きなんですよね。聴き疲れしないというか。
あとは装着感も軽く、非常にフィッティングが良い。これも重要ですよね。出かけて長時間付けている時などに不快感があると気になりますし。
正直ノイキャン等のモードに関してはおまけ程度に感じますが、それでいい。
変に機能性を期待するより音質に期待したい。それが本質だと思うので。
そして何よりケースや本体の質感が良いんですよ。
シボ加工のような、マット加工のような、そんなざらついた質感の手触り。
傷も目立たなそうですし、指紋も付きにくい。実際使っていても全く気にならず。さらにケースがコンパクトなのも良い。
必要十分、それでいて本質としての音質も自然で少し華がある程度。
日常使いにはこれくらいで良い気がします。
では。
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