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ライスのアンカー力が光る守備の堅城『アーセナルvsイプスウィッチ』

アーセナルvsイプスウィッチ

2ウーデの空中利用出ました
4マルティのクロスはモーション早いんよね
9さっきもだけどスケリーほんと奪われんな
11トランジション早え
18逆にこういうプレー効きそうだな
21ジェズスの両足使える細かいタッチはさすがやね
33サーモン今日はフィーリング良いのでは
40良いターンやで、スケリー

47こういう局面で狙ってくれるウーデがもっとみたいわけです
53ハヴァさんのこういうファール好きよ
60マガリャン良い対応
61ウーデの引き出し方が絶妙なのよ
86ティンバーの球際

ここまで苦戦するとは思いませんでした。

決められる脅威というより、決めきれない焦り。

前半に関して言えばこのスタッツですからね。

ビッグチャンスが1というのも少な過ぎですが、とはいえかなり押し込めており、再三 良い形も作れいるような状況下でしたから。

サカ不在というのも大きかったと言ってしまえばそれまでですが、そこまで形、連携が悪いわけでも無かったわけで。

ではイプスウィッチの守備が良かったのかというと、別段そういうわけでも無かった。

5-4-1の形で守っており、コンパクトさはありましたよ。なので楔などの侵入は窮屈そうでしたし、ドリブル突破もスペースが少なかったかもしれません。

でももう少し今のアーセナルなら出来たかなと。

ただあのゴールに関しては完璧でしたね。

サーモンの冷静なタメからの鋭いクロス、そこに反応できるようになったハヴァさん。

二人の連携の高まりと個としての成長を感じました。

そんな攻めに関しては少々の物足りなさを思ってしまいましたが、これを守り抜けたという意味での守備面は素晴らしかった。

中でもティンバーとライス。彼らの印象が強かったですね。ディフェンス時のアクション数は二人共チームトップ3。

加えてティンバーは球際の強さ、デュエルに関しても勝率が高いんです。

この布陣の場合、スケリーも同様で、両SB共に球際強し。背負ってのプレーに関しても体幹が強いからなのか、そこまで大柄じゃないが取られないというオプション付き。

そこに中央2枚が最強CBときたら守りは硬いですよ。裏ケアに関しては若干難がありますが、それはアーセナルのSBの役割柄しょうがないところでもあるわけでして。

そして中央に君臨したのがライス。

インサイドハーフの方が攻撃のテンポや機動力を発揮できるとは思うのですが、久々アンカーでの長時間プレーを見ると、ここでのハマり具合も半端じゃない。

ライスの基本能力がまずもって高いわけですが、中央を制圧し、かつパス出しに関してもお見事でした。

クロスやロングボールの質なども上向いてますし、フィジカルでの抑え、ピッチを活かしたドリブルでのキャリー。

この試合ではあらゆる部分の性能の高さを改めて感じましたね。

ただ話は戻りますが、攻撃時の中央ボックス内でのプレーの少なさを考えますと、ここで張れてタフに勝負できる戦術、無いし選手というのは欲しいところなのかもしれません。

そういえばこの試合、珍しくウーデが自ら持ち込みシュートまで持っていくというシーンが2回ほどあった気がするんですが、あれは良かったですね。

ウーデがああいった自我を出し、決めきるところまでいくことが出来るようになれば、それはそれとして、相手DFを引き出したり、プレー選択を絞られないという効果も生まれそうなところではあります。

いずれにせよ年末段階でこの順位。激動の1月が待っておりますが、良い年末を迎えられて何よりです。

では。