スポーツMIXがわりと好きで、そんな中、特に欲しかったアイテムがこちら。
『アメリカ軍トレーニングパンツ(U.S. Military Training Pants)』
探していたとはいえ、何かきっかけが無いと中々買わないようなアイテムだったんですよね。
そんな折、古着を好きになったきかっけともいえる古着屋の中の一つ、「サンタモニカ」が閉店と聞きまして(かなり前にはなりますが)行ってきました。
特に渋谷店の思い入れが強かったんですが、その渋谷店が閉店ということで。少し前に表参道店も閉店してしまったので、残るは原宿と吉祥寺のみ。
ただ、思い入れはダントツで渋谷店だったので。
このマークが忘れがたく、ショッパーのデザインも好きだったんですよね。
そして、閉店日に行ったこともあり、絶対に何かしらのアイテムは買いたかったわけです。最後ですし。
そこで手に入れたアイテムがこちら。
米陸軍にてトレーニング用に採用されていたナイロンパンツ。
マットなナイロンの生地感とシンプルなディテールがスタイリングしやすく、何にでも合わせられる汎用性の高さが魅力。
生地には通常のナイロンより柔らかくしなやかなサプレックスナイロンを使用。ウエストはゴムとドローコードで調整可能で、裾はゴムとジップ
このパンツ、インスタであったり、古着屋であったりとちょいちょい見かけてはいたんですが、最近は球数も減ってきており、店頭で見る品数も減ってるなとは思っていたんです。
店頭で実際に履いてみて意外だったのが、サイズ感。
購入したのはウエストの1.5倍くらいありそうな太さのものなんですが、渡りの太さを考えるとこれくらいの方がバランス良かったんですよね。
丈感はショート、ミディアム、ロングとなっていて、この辺はミリタリー系定番のサイズ感。
あとはウエストの太さとちょっとしたメーカー、古着独特の生地感の馴染み方ですよね。
ウエストに関してはゴムと紐で調整できることもあり、太くても全然いけてしまう。
ゴムに関してはほとんど機能していないですが、紐の調整がワンタッチで出来、簡単なんですよ。
そして丈感。
これは好き嫌いもあると思いますが、個人的にはあまりたまり過ぎると野暮ったすぎるのと、バランスが取りづらい。
そして肝心の太さですが、これが細過ぎるとガチトレーニング感が出るんですよね。
なぜかわからないけど太くなるとモダンな感じが高まるというか。
なので何着か履いてみて、結局はこの太さがしっくりきたという。
あとは地味に素材感ですよね。
このパンツは先に書いたサプレックスナイロンを使用しているんですが、柔軟性があって、コットンに似た肌触りから、ざらついたいい感触なんですよ。
SUPPLEX(サプレックス)ナイロンは、DuPontが製造した特殊なナイロンで、軽量かつ柔軟性があります。通常のナイロンよりも速乾性が高く、耐摩耗性も優れています。
それに古着特有の洗いや乾燥、メーカーの違いから個体差が変わってきて、これがマイベスト。
意外にどの靴にも合うし、ウェアとの相性も良い。
登板回数も多いことを考えると、今までなぜ買わなかったんだと思ってしまいますね。
良き買い物でした。
それにしても古着屋の老舗がどんどん無くなってきて、ちょっと寂しくなりますね。
それでは。