終わってみれば意外な得点差。
「得点差を超えた勝利!エディがハットトリック達成『アーセナルvsシェフィールドU』」
まず2分、ラヤの好フィードでスタート。
4分、ホワイトのカバーリング良かったですね。サリバの裏ケアがしっかり出来ていたおかげでピンチを招かず。
18分、またまだラヤの好フィード。マルティネッリとの呼吸も合ってました。
27分、ライス→エディへの半端無いアシスト。そこからの見事なトラップからのシュートへの流れも完璧。落ち着きが過ぎるエディに脱帽しました。
41分、ライスのキックフェイントは迫力と真実味が凄かった。
54分、サリバの落ち着いたボール捌き。逆を突くことで場を落ち着ける効果と間を与えてましたね。
57分、エディのエグ過ぎるミドル。これでハットトリックとか全シュートがキレッキレでした。
62分、ハヴァーツのヘディング強し。
66分、ライスの浮き球アイデアからの冨安。これも良く見えてました。
直近5戦、負け無しチームvs勝ち無しチームの対決でした。
ポゼッションも完全にアーセナルペースだったにも拘らず、そこまで押せ押せだったという感じでも無かったのが不思議でしょうがない。
そんな変な試合だったんですが、終わってみれば5-0って。
とにかくこの試合では相手の前線プレスが全くハマらず、ビルドアップの妨げが少なかったですよね。
マルティネッリは地上戦のトライと勝率がホントに高い。
毎回観ていて思うんですが、縦に仕掛けるのがわかりそうなのにブロックできない。というか間に合わないんですかね。
彼の調子の良し悪しはこの仕掛けでなんとなくわかるといっても過言でないですし。
数字に見えない部分の動きで言うとスミロウはわりと良かった。
最近フィジカルが強くなったよな。と思わせるプレーも何度かありましたし、チーム内での立ち位置も感覚を取り戻してきている気がします。
プレーエリアも左だけに留まらず、右まで幅広くカバーしており、上下と左右のスペースを柔軟に使っている印象。
この試合では正直そこまで目立つような展開では無かったんですが、それは試合全体に微妙な空気感が漂っていたからかと。
ハヴァーツとともに抜け出す動きを結構やっていたし、それ以外でもスミロウは結構タスク以上に動けていたんじゃないでしょうか。
なぜか観たくなるし、期待してしまう男。それがエミール・スミス・ロウなわけで。
途中交代で入った冨安も初得点良かったですね。何よりこの光景が全て物語っている。
今回は右SBとして、相変わらず最終ラインのどこにでもフィットする万能っぷりですが、得点まで決めてしまうとは。しかもプレミア出場50試合目に。
チームメイトの喜び、ファンのチャント、本人の喜び。
もう全てがハッピー過ぎて、スタジアムのボルテージも最高潮だった気がします。試合終盤にこんなご褒美が待っていようとは思いもしませんでした。
ゴールも反転してのシュートだったので、そんな簡単なコントロールじゃないと思うんですが、難無く決めてしまうところはさすがの冨安。
さあ、本題、この試合でのヒーローはもちろんエディ。
いやぁ、完璧でしたね。3点とも。特にボールコントロールからの1点目とダイナミックな3点目が好みでしたが、初のハットトリック。
プレー全体を通しての躍動感や気迫も感じましたし、実際のsofascoreスタッツも9.4。
ジェズスも観戦席から喜んでいたようで。チームメイトとの関係性の良さも最高です。練習態度と意気込みを買い、アルテタがずっと使っていたこともここのところ実ってきているんじゃないかと思っております。
そこまでアガる試合では無かったものの、振り返ると要所要所にポイントはあったなと思わされます。
良い週開けを過ごせそうです。
では。