前節に引き続き低調な試合でした。
『打つ手無しとはこういうことか〜アーセナルvsノッティンガム・フォレスト〜』
最近は落ち気味であっても何かしら突破口があるというか、どこかしらに希望は見えるような試合が多かった印象のアーセナルですが、この試合ではどこからどう見ても低調の一言。
ポゼッションを見ればその低調さは明らかで、82%ノッティンガム・フォレストという圧倒的さ。
これがカウンターなどで対応していたり、何かしらの手が打てていたのであれば単なるポゼッション率ということで片付けられるんですが、本当に打つ手無し。
全員疲れているんですかね。そう感じずにいられないほど動きが鈍く、連動、創造性が欠けているような。
パーティの右SB起用も特段効果的なところは無かったですし、左SBのキヴィオルはさらに。そう考えるとホワイトのSBでやれるあの感じは凄いユーティリティ性だなと思うわけですが。
前半に関して言えば左サイドなんてほとんど機能していなかったわけで、そこになぜ本職のティアニーを入れなかったのかも謎が残る。
確かに内に入るようなプレーや中盤でのコントロール的なことは出来ませんが、キヴィオルよりは前線への推進力であったり、的確なクロス、守備時の可動性、この辺が良く出ると思うんですけどね。なにかあるんでしょうか。
相手の守備を考えても完全に中央閉めてのベタ引きだったわけで、サイド起点やクロスによる揺さぶりも有効だったと思うんですけど。
ウーデのヒートマップが一番顕著だったんですが、とにかく右偏重過ぎる。
他の選手もほとんど右寄りですからね。
失点してしまったのもウーデによるミスパスからですし、とにかく疲れが見えている気が。
首位争いでの疲労なのか、スタメン固定による積み重ねなのか。理由はなんであれ、来季CL出場を考えると、真意が気になるところです。
気を取り直して次節、いつものアーセナルが戻ってくることを期待したいと思います。