パスワークの速さと華麗さ足るや。
『アーセナルvsレスター』
上の写真を見ても思いますが、雰囲気も良さそうですし、それはプレーにも表れてますよね。
そんなアーセナルの成長を日に日に感じているわけですが、今回のパスワークは特に良かった。
中央を抉り取るような華麗さ。そしてその起点にいつもいるのがウーデゴール。
彼の最近の仕事っぷりは目を見張るものがありますね。すっかりプレミアに馴染んできたというかフィットしたというか。
視野の広さと反応の速さ、それに対する技術力の裏付けがあればこそですが、今回もヤバいプレーが目白押し。
50分くらいのゴールに迫るプレーは決まらなかったものの、ブチ上がりましたね。あの体制で受けてからのあの判断。パーティとの連携も見事でしたし、ゴールまでへの感じとえげつない速さ。
最近はこういったプレーが増えてきたこともあって、観ていて楽しい試合が増えた気がします。
そんなパーティも日々進化中。
プレー強度が高いのなんのって、以前のプレーが嘘のよう。アンカーとして確固たる地位を確立してる気がしますし、あれだけしっかり保持できるとその後も安定しますし、そこからのパス出しも的確で鋭い。まあ何よりも安定感が出てきたことが良い兆候です。
この試合で違いを見せたというところではマルティネッリもそう。
ここ数試合のパフォーマンスも悪くは無かったものの、そもそも左サイドがいまいち機能していなかった気がするんですよね。どちらかというと右サイド偏重な感じ。
それが今回はバリバリ機能していました。
ティアニーも良い状態だったと思いますし、内外の走り分けもキレがあって良かった。右と比べた時のバランスも丁度良く、どちらからでも攻められる、何なら中央も切り裂けると良いこと尽くし。
それにしてもマルティネッリはあの運動量が素晴らしいですね。それを改めて感じましたし、ボール保持時の競り合いの強さ。伸びもありますし、当たり負けしないところも頼もしい。
飛び出しのタイミングであったり、ゴールへの執着もあるので前線にいるとホントに頼もしい限りです。
正直今回悪かった選手はいないと思うほどに全てが噛み合っていたので、観ていて実に楽しい。
レスターも決して悪いわけでは無く、何度も素晴らしいプレーがありました。イヘアナチョとハービーバーンズ、マディソンなんかはやっぱり怖い。それでもこうやって勝ち切るわけだから今のアーセナルは調子良いです。
今回特に輝いていたのは揺さぶりからの中央突破でしたが、あの感じは良かった頃のアーセナルを彷彿とさせることもありますし、最高の彼らが帰ってきた感じがあります。
結果も付いてきていますし、夏には補強も期待できるとあれば、益々楽しくなることでしょう。
では。