旅は終わった。
『アーセナルvsWBA』
ELも破れ、リーグ戦も厳しい状況下で、とりあえず一旦の終わりをみました。
今後の残り試合は来季どうなっていくのか、その辺にフォーカスしてとりあえず注視していきたいと思います。
そんなこんなでのWBA戦。
マルティネッリがワントップという新しい布陣で挑みましたが結構変則的な感じでしたね。マルティネッリは本当にもっと見たい選手ですし、ケガ復帰後調子が戻ってきてない気がするので、そういった意味でももう少し継続的に見てみたいです。まあそれでも抜群の運動量やポジショニングセンスは感じさせてくれるので期待は高まってしまうのですが。
今回はサカのSBやウィリアンの先発なども相まって少し新鮮な感覚で観れた気もしています。試合中も中々流動的で、マルティネッリが結構後方まで下りてきたり、サカがかなり前線まで飛び出したりというのも相手チームからすると翻弄される感じだったんじゃないでしょうか。
ファーロングの裏なんかはサカが何度も脅かしていましたし他の選手のポジションも迷いを感じたように思います。
一方でマテウスペレイラは怖かった。何度かかなり際どいシーンもありましたし、一人であそこまで打開できる選手がいるとやっぱり怖いものです。
まあEL敗戦後だったのでメンタル面が心配だったんですが、その辺は大丈夫なようですね。
ただ今回もそうですが、アーセナルチームとしての形というか、核になる何かが確立されないとやはりふわふわしてしまう気がしますね。それが監督なのか、選手なのか、システムなのか、戦術なのか、フロントなのか。問題はまだまだわかりませんが、来季にその辺を修正してもらわないと本当に危険なシーズンになる気がします。
それにしてもサカは本当にどのポジションをやらせても、どちらのサイドでも平均以上のクオリティを見せてくれます。
若手が台頭してきているのはいいのですが、そればかりだとやはり厳しいのがこのプレミア。
夏に大きく刷新するとの噂もありますのでどうなっていくのか気になるところです。