レコードを聴き始めて、ちょうどいいタイミングでちょうどいいものを発見してしまいました。
『レコードとドラムと~レコード・コレクターズ 2021年 2月号編~』
映画を観に行った際、たまたま寄った本屋で発見したんですが、企画に飛び付き、ちらっと見たところ、最高にアツい内容じゃないですか。
『この曲のドラムを聴け』ってドラムの名曲揃い、知らない曲も知ってる曲も、違った角度から知ることで、色々な発見が。
今のストリーミング時代にあって、どんな曲でも気軽に簡単に聴けるようになり、曲を消化しているという思いが自分の中にモヤモヤとあるなとは思っていた昨今。
そんな中で、ドラムという一点にフォーカスして聴く、掲載されている曲をストリーミングでプレイリスト化し、そこから自分が好きなテイストを探っていく。
とりあえず曲を聴かなければ始まらないので、曲を聴いて解説を読む。そういった使い方も面白いし、テクノロジーとアナログをハイブリッドで運用して、気に入ったものをレコードなどでじっくりと聴くというのも良いなと思いました。まあその使い方は完全にオリジナルなんですが。
あらためて、雑誌や本などの紙媒体のいいところは情報の集約と体系化がされているところだなと。
雑多に情報を得るのもそれはそれでいいと思うんですが、こういう識者視点での切り口を体系的に知れるのはやはり紙媒体のいいところだなと改めて思いました。
先のプレイリストのくだりもそうですが、まだまだ使い方として相互作用できるところもあるかと思うので、是非紙媒体にも頑張ってほしいところです。
それにしても過去の名曲ってのは今聴いてもやはり良い。
当然好みの問題もあるとは思いますが、絶対に響く曲はある。楽器をやりだしてから別の視点で曲を聴くことも増えたこともあり、この企画はとにかく最高でした。