レコードの音域の広がりに驚く
『PS-LX310BT』
レコードには興味があったものの今までプレーヤーを買ったことは無く、カフェやバーで聴いたことがあるくらいでした。
それでもLPはディグ時に何枚か調達していて、いつかはと思っておりました。
そしてコロナ禍のこの状況。家で過ごす際にレコードが聴けたらとふと思い立ち、購入してみることに。
ブルートゥースが搭載されていること、デザインのシンプルさ、評価も中々で価格帯も手頃だったため、こちらを購入することに。
ビジュアルほどの高級感は無いものの、全体としては中々良い感じ。駆動音もほぼしないですし、ターンテーブルも結構ずっしりしている。ボタン類やケーブルのチープさは否めないが、フォノイコライザーも内蔵してるし、ブルートゥースやオート再生できるのも有難い。
そして視聴。まず最初に聴いたのがジョー・ウォルシュの『But Seriously Folks』だったんですが、とにかく音像が豊かで、音域が広いことに驚き。
デジタルの音質とは明らかに違う音にかなり衝撃を受けました。特に高音と低音の広がりが素晴らしくて、ギターの伸びやビートの低音が本当に豊か。今までレコードを聴いてこなかった自分がどれだけ損していたか、それくらい衝撃的でした。
夜にあまり騒々しい感じで聴きたくなかったり、そんなうるさい曲じゃないのになんとなく耳に刺さるような音ってあると思っていて、その不快感がLPには一切無い。
むしろ心地良くすら聴こえるサウンドが本当に聴いていて楽しい。音楽を聴く楽しみを再認識させてくれた気がして、かなりテンション上がりました。
これはまた古い曲を掘ったり、新しい曲もフィジカルで持ったりする機会が増えそうです。