久々に展示にも行きましたが、これは改めて写真とファッションという好きなジャンルについて考えさせられた。
『写真とファッション 90年代以降の関係性を探る』
東京都写真美術館で開催されている本展。
ファッションフォトって、ストリートスナップやコレクションなどでは良く見るけど、それ以外のものってあまり見る機会が無く、気になっていた。
写真もファッションもいわゆるイメージの具現化。
どう形にしてもいいし、その人なりのセンスが問われる。そういう面白さとそこに宿る想いみたいなものの存在感を見た気がした。
個人的にマルジェラが好きがったこともあってアンダースエドストロームの展示は色々と刺激を受けた。
コラージュを含めた写真の構成であったり、どこにでもある街並みをらしく切り取る感覚、素材感を前面に出したような表現であったり、ブランドと写真世界との調和であったり。
こうした全てが素晴らしく、実際に目で観れたのは大きかった。
往々にしてそうだけど、やはりというか生で観る迫力や、体験は貴重だとも改めて思った。
会期も7/19日まで延びているので気になる方は是非。