エジルの帰還
やはりこの男が機能するとアーセナルは面白い。
ミッドウィーク明けの一戦で、アルテタも少しは戦術を浸透させられたんじゃないでしょうか。
前半こそそこまで良さが出ていなかったものの、守備の安定、攻撃の形。ある程度の兆しは見えていたように思います。
その後の後半戦。
両者共にメンバー交代無しだったんですが、アーセナルは確実に変わっていました。
まずセバージョス。前半は中盤にいるものの縦パスなどをほとんど通さず、あくまでもサイドに散らしてばかり。それが後半には縦パスや相手をいなすプレーなども増え、守備時もかなり執拗にアタックしていたように思います。
続いてペペとサカ。前半は単調なクロスを上げるイメージしか無かったんですが、後半は
中に切り込むプレーも増え、それが相手を翻弄する形に。
そしてエジル。彼は前半から良かった。引き出す動き、ボールを受けた時のいなし、どこまで見えてるんだと思わせるパスやスルー、攻守のトランジション。休み明けのせいかフィジカル的に充実していた気がします。後半に入ってからはエンケティアとの連携も取れていましたし、終盤にはゴールも演出するという充実ぶりでした。
ニューカッスルに関しては前半の5-4-1で強固なブロックを作るところまでは良かったんですが、一度崩されてからの崩落ぶりが目立った気がします。
これは組織力という意味でアーセナルに軍配があがったんじゃないでしょうか。
とにかくこれからの試合が楽しみです。