本当の意味でゼロだったような気がする。
ついに決まりましたね。アルテタ新監督。
正直初監督ということもあり未知数ですが、ペップのもとで長年やっていた経験が生かされる時が来た気がします。
厳しい時期かつ、厳しいモチベーションの中でどれだけのことができるのか。すぐにとはいかないかもしれませんが、何らかの変化を一旦は見せてほしいものです。
それを象徴するような試合展開になったエバートン戦。
相手チームも新監督アンチェロッティが見守る中での一戦でした。
シティ戦でフルボッコされ、地獄を見せられましたが、今回は”ゼロ”というのがふさわしいような試合展開。
前半からそこそこのモチベーションと相変わらずのビルドアップ。前線の若手選手は個人技での突破を再三図り、形は見えず。
SBがいなくなり、それが守備や攻撃に現れ、中盤は無風状態が続きます。CBがボールを持ってもパスを出す選手がおらず、ツートップにパスコースを切られ一向に前に運べず。
通ったとしてもそこからパスを出す際に悩むシーンも多く、前線との意思疎通も噛み合わず。ブロック内で受けてもアイデアに乏しく、受けに行くアクションも少ない為、当然のようにブロック前でボールを回す展開が続きました。
停滞した状況を打破するにはやはり選手達に共通認識としての戦術が必要なんでしょう。
対するエバートンも似たような状況で、決定打が見出せず、結局スコアレスドローに終わりました。
まあとりあえずここまででしょう。
一旦リセットして、どうなるのか。絶望の中に希望を見出してほしいと思います。
こちらとしても真剣に観る機会が増えて面白くなってきそうな気がします。