「恐山」12:20。
ここは地獄と天国が共存する場所、あの世に最も近いというのはどういうことなのか、そんな疑問を胸に向かます。
到着前から車の中に立ち込める硫黄の香り、窓を閉めていてもこれだけの匂いということは外はもっとなんでしょう。
その前に意外に景色が良かった恐山一歩手前で下車。この時点で硫黄の香りは最高潮。
そこから数十秒で駐車場に到着です。
境内で温泉にも入れたようですが、この暑さで入るのは躊躇われるところです。
恐山に踏み入れてまず感じたのが幽遊白書感。玄海師匠が居そうな雰囲気が漂い、何とも言えない厳かな雰囲気を感じます。
順路通りに地獄のような岩場を歩き、所々に噴出する硫黄を横目に、こんな場所が日本にもあるんだとただただ唖然とさせられました。
作られたものでなく存在するもの。この水の色も今までに見たことが無い色味。
その人工物で無いと最も感じたのが岩場の先にある湖に到着した時でした。
湖の色は今まで見たことあるような色ではなく、硫黄も入り混じった何ともトロピカルな色味。
風景としてはそれこそ天国と地獄が共存していると言ってもいい光景。この共存している感じが不気味で、それでいて神秘的な空間でした。
そこから岩手県を目指し走っているとソフトクリームに目がない私ですが、いい感じの看板を見つけ立ち寄りました。
「ボンサーブ」14:15。
牧場が併設されていて、暑さのせいか結構賑わっていました。ソフトクリームも濃厚で良かったです。