もはや現代サッカーの最高峰。
やはり凄かった。
アンフィールドという独特な雰囲気の中での一戦でしたが、その雰囲気が画面を通してでも伝わってきました。
序盤から首位決戦らしい戦い。むしろ首位決戦どころか今まで観たどの試合よりも展開が早く、強度も高かった気がします。とにかく率直に言って面白い。こういう試合が観たいわけですよ。戦術、選手、テクニック、応援、全てが一つとなって最高の試合を行う。これこそサッカーの醍醐味ですよ。疑惑のハンドもあり、前半の早い段階でリヴァプールが先制したんですが、それも展開が早い早い。リヴァプールはいつもの4-3-3でしたが恐ろしい運動量は相変わらず。ゴールに絡むシーンもそうでしたが、とにかくSBが良い。あの距離感でのサイドチェンジを頻繁に、そして精度高く行う。上下動もマシーンの如くですし、えげつないクロスも何本も見られました。アレクサンダーアーノルドとロバートソンは魅力的ですね。そしてファビーニョ。守備には定評がありましたが、予測力の高さと攻撃参加に一層磨きがかかった気がします。サラーやマネ、フィルミーノやファンダイクと挙げればキリがないチームになっていますね。対するシティ。主力の各ポジションで負傷者が出ているのが気になりましたが、不運も重なっての結果だったように思います。それでもスターリングの切れ味は恐ろしかったですし、デブライネのクロスも本当に精度が高かったです。両チームの修正力は見事で、監督経由、選手間共にクオリティが高かったように思います。これが後の順位争いにどう関わるのか。そして両チームが今後どうなるのか。楽しみな限りです。
