その後は雨なので出来るだけ北上しようと思いひたすら走ります。
途中道の駅「つるた」に寄り、青森のぶどう、スチューベンを使ったスチューベンソフトを食べました。結構濃厚な感じで。
そのままどんどん北上していたんですが、気付いたらもう真っ暗。今夜の風呂を求め、近くで探します。
「スパウッド観光ホテル」21:00。
ここは建物がログハウスのような造りで、青森らしからぬ避暑地的な雰囲気。
お風呂自体も地元の方が利用されたりと、アットホームな雰囲気も良い感じでした。
そこで若干くつろいだ後、さらに北上します。
何と言っても下北半島は広い。
地図上で見るよりも圧倒的に広く、モタモタしてると廻り切るのに2日間くらいかかってしまいそうな程。それに加えて圧倒的な暗さ。半島故に、周りは海なこと、街灯がほとんど無いことも相まって、とにかく不穏な雰囲気続きです。
明けて8/17日、この為に昨日はここまで北上してきました。
「仏ヶ浦」6:15。
昨日の台風も翌日には去るという予報を信じ、ならばと早朝の仏ヶ浦を目指しておりましたが、それは的中。
ちゃんと海を見たのはこの旅初めて。やはり日本海という海は荒々しく、色の深みが違います。
ここも早朝だった為誰もおらず、さらに台風後だったこともあってか何とも言えない幻想的な風景でした。
そこから次に目指すは朝食です。
大間崎という本州最北端でマグロ、うにを食しに海狭荘へ。
その道中、荒涼な雰囲気に佇む、鳥居。世界観がシガーロスを彷彿とさせる趣に引き寄せられます。
鳥居もさることながらそこから崖のように急な斜面が横にあり、そこも降りて行ける雰囲気。
そこでこれこそシガーロスといった風景の中、しばしの休憩も挟みます。
そこから海狭荘を目指します。
「海狭荘」9:00。
以前から日本を何周もしている友人から、「大間のマグロとうには絶対食べた方が良い」と言われていいたものの、当然の如く行く機会もなく、月日は流れていきました。
そしてついにここまでやってきて食べられるはずでしたが・・・
うには台風による不漁の為、食べることが出来ず。幸いにもマグロは食べることが出来たので良かったですが、このマグロが美味かった。
マグロ独特の血生臭さみたいなものが一切無く、脂もしっかりと乘った肉厚なマグロ。
「せっかく来たのにうにが無くて残念ね」と言われましたが、それもまたの機会にとっておくとしましょう。
次なる目的地は恐山です。