まだまだ粗削りだが、昨年よりも層は厚い・・・気がする。
シーズン序盤にも関わらず、昨季CL決勝2チームと戦うスパルタな状況ですが、ノースロンドンダービーと言えば盛り上がらないわけがありません。
序盤こそ守備と攻撃が噛み合わず、ピンチな場面も多々ありましたが、後半は意図も含め、善戦したんじゃないでしょうか。
前半からそうでしたが、今回の試合のポイントはこの2点。
攻撃志向のアーセナル両SBが空けたスペースの攻防、そして中盤の真空地帯の攻防。
これがスピード感あり過ぎて、観ているだけでも凄みを感じましたし、久々ダービーだなと思ったり。
アーセナルに関して言うとやはりというか守備面が少々不安定。あのスピード感ある攻守の切り替え、それに加えてノースロンドンダービーというシチュエーションでそれを求めるのは酷なのかもしれませんが、それが安定すれば本当にリーグ上位に食い込めるかもしれません、それくらい攻撃のバリエーションは増えました。
とにかくスリートップの働きは素晴らしく、ラカゼットに関しては守備面での貢献も大き過ぎる。ダビドルイスも色々言われていますが、基本的守備力は高いし、ロングフィードやキックの精度も武器になります。グエンドウジも昨シーズンよりは安定してきたし、メイトランドナイルズも同様。一方で若干落ち着きが欲しいのがジャカとソクラテスですが、まあそれもご愛敬かと。
トッテナムに関してはやはり恐ろしかったエリクセンの存在感。今回はケインというよりソンフンミンのスピードに翻弄された試合でしたが、やはりこの人も年々怖さを増しています。
まだまだ序盤戦ですが、とりあえず最悪の連敗を避けれたので「まだ」温かく見守りたいと思います。