波乱続きです。
プレミア勢は日程的にも厳しく、怪我人続出、疲れもピークといったチームだらけ。更にリーグ戦の上位争いもまだ決着しておらず、そちらも力を落とせない状況が続く各チーム。
そんな中で良く後半から粘った。
ライバルチームとはいえ良いサッカーが観たい。そんな中でアヤックス有利かと思われた試合。アウェーかつ前半のビハインドもあった中でよくやったと思います。
アヤックスの攻撃陣も素晴らしく、ネレスが出場できない中でも、ジエクとタディッチは良く連携し、終始攻めていた。
デリフト、デヨングも危険を未然に防ぎ、オナナも良く守った。バランスも悪くなかったはずなのに何がトッテナムにギアを入れさせたのか。
ポチェッティーの魔法なのか、選手たちの意思の力なのか。とにかく後半は見事に修正し、中盤まではサイドから、アタッキングサード手前では中央をうまく使い、放り込む際はジョレンテの高さを生かしたポストプレー。
最後のゴールは感動しました。
諦めない力。
最後のケインの喜ぶ姿や、ルーカスの泣く姿。ポチェッティーノがあれほどまでに喜こぶ。そして一番感動したのは負けてしまったアヤックスのサポーターが拍手で選手たちを迎えたところ。
勝負は勝つことが重要かもしれないけど、それ以上に経験として、体験としての感謝の意と共に、若い選手への敬意が感じられた良戦となった気がします。