圧倒的空気感と迫力
「クリス・デイヴ&ザ・ドラムヘッズ」
今年1月にソロ名義のデビュー・アルバムをリリースしたばかりのドラマー/ビート・メイカー、クリス・デイヴが待望のオンステージ。
常人離れしたテクニックと唯一無二の独創性でR&Bやジャズのシーンを中心に活躍。また自身の名義では、ジャンルの壁を超えたその異形のコズミック・サウンドで、観るものを何度も震わせてきたクリス・デイヴ。その革新的なリズム・エッセンスが求められ、近年はディアンジェロ、アデル、エド・シーラン、宇多田ヒカルといった、国内外のトップ・ミュージシャンのライブやレコーディングに引っ張りだことなっている。
現代最高峰の鬼才ドラマーが、自身のバンドを率いて絶好のタイミングで魅せる、圧倒的なライブ体験を見逃さないで欲しい。
まずビルボード東京の雰囲気、最高でした。窓から見える六本木の夜景も最高だし、ライブハウスとは違う、大人な世界観に酔いしれました。必ずまた再訪したいです。
そしてクリスデイヴ。
ドラムセットの真裏から見れたんですが、手元が神過ぎてやばかったです。どうやったらこんな変則でリズムを正確に刻めるのか。緩急の付け方もえげつなくて、ハードの叩いて会場を盛り上げたと思ったら、急にソフトな演奏へ。その緩急が恐ろしくて、どうやったらここまで緩急を付けられるのか、終始手元から目が離せませんでした。
色々な部分でオートメーション化、機械化が進んでいますが、こういった芸当は機械では絶対に不可能だなと思わせるグルーヴ感込みでの迫力、生で体験しないと絶対にわからない感覚だと思います。
帰りがけに「初ビルボードがクリスデイヴで良かったな」とTOMと話していたんですが正にその通りで、是非また見たいと思わせる演奏でした。
- アーティスト: クリス・デイヴ&ザ・ドラムヘッズ,クリス・デイヴ,アイザイア・シャーキー,キーヨン・ハロルド,マーカス・ストリックランド,ピノ・パラディーノ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2018/01/26
- メディア: CD
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