これだけ長いのに飽きさせない。そしてやっぱりマフィアはかっこいい。
「ゴッドファーザー」
『ゴッドファーザー』(原題: The Godfather)は、1972年に公開されたアメリカ映画。監督はフランシス・フォード・コッポラ。マリオ・プーゾの小説『ゴッドファーザー』の映画化作品。
公開されると当時の興行記録を塗り替える大ヒットになり、同年度のアカデミー賞において作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞した。1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。
言わずと知れた名作ですが、久々に観ると出来の良さに感激しました。
というか観る年齢に寄るところが大きいのかもしれませんね。最初に観たのはたしか高校生くらいの時で、トレインスポッティングなどのライトな不良モノの流れから視聴した気がします。なのでマフィア映画の名作という知識だけで観たんですが、当時はあまりしっくりきませんでした。
唯一残ったのは「スタイリッシュに映るマフィアという大人の世界」これだけでした。
それから今に至るまでに自分の人生にも色々とあり、改めて観てみるとこれだけ重厚感があり、深みのある映画だったのかと思い知らされました。
三部作観るのに9時間近くかかるものの全く飽きることなく、むしろ自然と次を観ている感覚でした。
観ることに対してここまで疲れない映画も久々でしたし、何より私が映画に求める世界観全てが入っており、素晴らしかったです。
一般的なマフィア映画にあるようなドンパチシーンですら淡々とこなしているように撮ってしまう表現であるとか、写真にも近いような構図感覚、衣装や小物に関しても最高で、とにかく大人になって良さを再確認した気がします。
ストーリーに関しても特に何かが起きるわけでは無いけど、起きていることは常にハードでデンジャラス。どことなく常に漂う不穏な空気感がそのままマフィアが抱えている気持ちなのかもと思わされます。
安定の無い世界に身を置くが故の危険さ。それ故にぶれない軸みたいなものを試されている気がして、登場するキャスト全てにその軸があるのか、大切にするものは何なのか、考えながら観てしまいます。
自分自身も折を見て観返し、自分の軸みたいなものを確認するのも必要なのかもしれません。
まぁ最終的になんだかんだ言っても高校生の頃と変わらないこともあって
「マフィアはやっぱりカッコいい」
これに尽きるかと思います。
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