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アーセナルvsマンチェスターユナイテッド

ヴェンゲルの最後のビッグマッチ。結果以上に感慨深いものがありました。

アーセナルvsマンチェスターユナイテッド

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EL優勝→CL出場という至上命題があるため、プレミアでは戦力を落としがちな昨今。本戦も多分に漏れずのスタメンでした。

正直ユナイテッド相手に大丈夫かと思いましたが、終盤まで良くやったように思います。ほぼ全てのポジションで若手を起用し、いつもとは違う戦術ではありつつ、アーセナルらしさは失わないプレー。これに過去から現在へのバトンというか継承を少なからず感じました。

ヴェンゲル監督は以前から若手の育成には定評がありますが、今でも着実に育っている若者はいるんだということ、次期政権までにわずかでも成長の場を残してやりたいという親心すら感じました。

個人的にムヒタリアンはやっぱり良くて、攻守の切り替え、プレスの強度、周りとの連携などで抜きんでていて、来期にも間違いなく期待できる気がします。

今回もう一つの発見がメイトランドナイルズが意外に中盤での方がフィットしている気がする件。若さゆえの経験の少なさが出てしまう場面もありながらも光る部分を非常に感じました。カバーリングも比較的しっかりと出来ていたし、周りが結構見えている、そして何より落ち着いてプレーできているところも好感が持てました。

対するユナイテッドは序盤こそ良かったものの、その後はいつも以上の守備意識を持っていたアーセナルを崩し切れず、個々人の攻撃に終始していたためそれほど脅威は感じませんでした。マルシャルが入ってからは流れが若干変わり、そこから崩されたのは惜しいですが、他のチームでも若手は確実に台頭しているという事でしょう。

目先とにかくELでアトレティコに勝利し有終の美を飾ってほしいと思います。

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