正直落語だとか、伝統芸能だとか、そういう類のものは今の時代に必要なものなのか。そういう穿った視点で見ておりました。
その概念が一発で吹き飛びました。すいませんでした。
何でそんなことになったのか。
先日放送されていた
「SWITCHインタビュー 達人達(たち)神田松之丞×いとうせいこう」
これを観たのがきっかけです。
いとうせいこうは小説やラップなど、カルチャー的にも通ってきた人なので、とりあえず録画していたのですが、意外にもそのお相手の神田松之丞に強く惹かれてしまいました。
すぐに調べるとTBSラジオで番組を持っているということで聴いてみるとこれまた面白い。
言葉という唯一の武器を使ってこうまで表現出来るのかと驚かされます。
ラジオでは砕けた表現や聴きやすい言い回しで話されているところなんかも逆に好感が持てますし、とにかく最高に笑えます。といっても講談はいたって真面目ですよ。笑えるのはラジオです。
普段は講談師ということで是非観に行ってみたいところです。ソールドも多いらしいですが。
講談(こうだん)とは、日本の伝統芸能のひとつ。 演者は高座におかれた釈台(しゃくだい)と呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇(はりおうぎ)でそれを叩いて調子を取りつつ、軍記物や政談など主に歴史にちなんだ読み物を、観衆に対して読み上げる。
ちなみに本も出されるそうなのでそちらも気になります。