やっぱ中古屋って面白い出会いの宝庫ですね。
昨年になるんですが、挙げるのを忘れていまして今更になってしまいました。
今回はずっと探しておりました平野太呂氏の写真集「POOL」を偶然ブックオフで発見したお話です。
普段は行かないブックオフに友人と立ち寄ったのですが、そこで偶然発見し衝撃が走りました。今までどこを探してもなかったものに、こんな形で出会えるとは。こういう偶然や新しい発見があるから中古屋巡りはやめられないですね。
しかもこの写真集、価格も高騰しているにも拘らず、約1000円とロープライス。はっきり言って値付けミスとしかいいようがない気がします。
POOLは平野太呂氏の代表作であり、個人的に最初に衝撃を受けた写真集。
上記の写真を何かの雑誌で見て以来、この色味と風景が忘れられずずっと探しておりました。
スケートカルチャーの中心と言っても過言ではない丸プールを中心に撮影したもので、平野氏にとっての好きなアメリカと哀れむアメリカ、両方を内包した象徴のような存在であるプールを撮影した作品です。
この写真集で自分の中の写真に対する「色味」に取りつかれました。
まぁカルチャーや憧れみたいなものもあって、この写真集にハマったことは言うまでもありませんが。
いずれにせよここまで写真というものに惹きつけられ、自分も撮ってみたいと思わされた作品を手にできたこと。
一期一会を大切に写真にも精進したいところです。
最後に気に入っているカットを何枚か。