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『ジュラシック・パークIII』92分で味わう恐竜×冒険×家族愛のジェットコースター映画体験

ジュラシック・パークIIIジュラシック・パーク III - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画


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現代によみがえった恐竜と人間たちの攻防を描く大ヒットシリーズ「ジュラシック・パーク」の第3作。

生物学者のアラン・グラント博士は実業家を名乗る男ポールとその妻アマンダから、恐竜が生息するイスラ・ソルナ島を上空から見学するツアーのガイドを依頼される。多額の報酬を積まれ仕方なく引き受けるグラントだったが、ポールたちはグラントとの約束を破って島に着陸してしまう。

実はポールとアマンダの真の目的は、8週間前に島の近くでパラセイリング中に消息を絶った息子エリックを捜すことだった。

第1作でグラント博士を演じたサム・ニールが再び同役を務め、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシー、「ディープ・インパクト」のティア・レオーニが共演。

前2作で監督を務めたスティーブン・スピルバーグが製作総指揮を手がけ、「ジュマンジ」のジョー・ジョンストン監督がメガホンをとった。

 

 

ジョー・ジョンストンだからなのか、構図とクローズのバランス、サウンドのテクスチャも合わさって、冒頭からスターウォーズ的な始まりを予感させる。

ちなみに監督のジョー・ジョンストンについて

ジョー・ジョンストンは、アメリカの映画監督であり、元VFXアーティストです。特に、VFX(視覚効果)の分野でキャリアをスタートさせ、その経験を活かした冒険ファンタジーやアクション映画の監督として知られています。

まあそこからは一気にジュラシックな世界観へと引き込まれるわけですが、本作の纏まり具合は結構好み。

相変わらず人間のエゴにより巻き起こるエピソードにより話が恐竜と一緒にこじれていくわけですが、やはりというか、このシリーズは壮大で開けた風景、これにジョン・ウィリアムズの楽曲が合わさるとジュラシック感が色濃く出るし、ブチ上がるなと。

舞台として昼間がメインということもあってか初作に近く、描写が克明に見えるからこそ楽しめるというのもあると思うんですよ。

あとは空間の使い方。

オープニングで上空を滑空し、上下のスペースをダイナミックに使っているというのも画面が広く見え、雄大さが引き出される。

しかもそれが終盤にまた映像的反復として、空メインのシーンとして出てくるというギミックも面白い。

まあ、登場人物などもそうで、1のサム・ニール演じるグラント博士がまずもってそうですし、ローラー・ダン演じるエリーもそう。

このエリーとの会話が終盤に効いてくるのも良いですし、そもそも色々な含みが回収されていく構成もテンポが良い。

なんせ92分という短い中でトラブルあり、人間ドラマあり、家族愛あり、恐竜あり、ですからね。

色々あるけど、纏まりはあるんですよ。

エリックの発見だったり、ビリーの活劇だったりというのもSW味があるというか。展開の起伏が1とは違う形で冒険心、興奮を誘い、ワクワクした状態でライド出来る。

色々な要素を適度にミックスし、それを上手い事回収、ワクワクの機運を高められるというのが上手い。

人間のやるせなさと、だからこその人間らしさみたいなのも良かったんですよね。

最初はあの夫妻にしても「安直な考えで動き過ぎだろ」と思いながら観ていたんですが、段々と愛着が湧いてきたり、子供との再会、夫婦の和解のシーンなどは感動してしまうくらい。

なんなら父カービーの恐竜との死闘なんて、劇中の彼の人間性からは想像できないほどの男気。

だからこそ、家族も一つとなり、人間関係の根源の必須性みたいな純粋な人との繋がりを大切に出来るなと。

ビリーとグラントの関係性もそうですよね。

若いからこそ行ってしまったこと、でもそれが関係性の全てだったり、その人の人間性の全てだったりということでは無く、というのがわかるような展開。

これも震えました。

エリックとグラントがビリーについて話すシーンがあるんですが、その会話が妙に核心を得ているなと。

まずエリックが「私には持論があるんだ。世の中には2種類の少年がいる。天文学者になりたい子と、宇宙飛行士になりたい子だ。天文学者、つまり古生物学者は、完全に安全な場所から、これらの驚くべきことを研究できる」

それに対してエリックが「でも、そうすると宇宙には行けない。」と言うんですよ。

ようするにビリーは宇宙飛行士になりたい少年であり、実際にそれを叶えた。

つまり、安全よりも実体験に基づく経験を得たかったということ。

これって年を取ればとるほど身に染みるなと思うわけです。

そのビリーの顛末も安堵と共にグッとくるところでしたね。

人間関係の本質に極限の有無を言わせない恐竜だからこそ突きつけられる現実。

最終的に本作で問われていたことというのが”それが出来るのか?”ということだと思うんですよ。

エリックにしても一人になりあの島で2か月も生き延びる、父カービーも子の為、家族の為に奮闘する、ビリーも自責を感じ、罪滅ぼし的な意味もあるだろうがエリックを助ける。

結局全て、わかっていたり、思っていたとして、それが出来るのかに尽きるんだと思うですよ。

実人生もそう。

わかっているだけでは何も変わらず、リスクを取らなければ進みもしない。

身につまされるところを多分に感じつつ、ちょっと見習わなければならないなということを思わされたり。

とにかく色々とお見事ですよ。

ピノサウルスの登場も強烈でしたね。全く知らない恐竜ながら、Tレックスとのバトルとその存在感は圧倒的。

あのバトルシーンは迫力ありましたね。

今まで巨体の恐竜が大っぴらにバトルすというシーンは無かったですから。しかも結構バチバチにやり合うっていう。

ドラマ要素もあり、アクション要素もあり、適度なバランスで良質の恐竜体験、十分に楽しめる作品に仕上がっているのではないでしょうか。

では。

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『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』恐竜の冒険と“ファッションの妙”を再発見する

ロスト・ワールド/ジュラシック・パークポスター画像


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インジェン社のハモンドより、恐竜生産の拠点だった「サイトB」の存在を知らされたマルコムは、すでに出発したという恋人の古生物学者サラを追って現地へ。するとハモンドの甥でパーク再建を目論むルドローの部隊も上陸し、次々と恐竜を生け捕りに…。

これまたオープニングの期待値は高い。

カメラワークと人の重なり、そこからあの島でのバカンス風景。わかっているようでわからない、未知なるミニ恐竜の登場。

そして物語の幕開けは前作の地続きから。

あいも変わらず人間は欲に塗れているなというゲスさを孕みながら、当然の流れへと進んでいくわけです。

掴みからの流れ、その後の展開、とにかくスムーズかつ、挟まれるハプニングはまあ見もの。

この「次はどうなるの」という感情の行場を作るのは本当に上手く、スリリングで魅力的に映る。

ですが、前作に比べるとややテンション感は下がるかもしれません。

というのも舞台が完全な無人島、かつ出てくる人物たちも有り体な人物が多く、恐竜を交えての突拍子の無さというのはあるものの、逆に言えばそれ以外はほとんど既定路線。

前作ほどの美術や景観に圧倒的なものを感じることもないですし、展開そのものにもドキドキ、ワクワクといった路線では無いような。

どこか、インディー・ジョーンズにも似た冒険的面白さはあるのですが、別部隊の登場により、その感も薄まり、かえって軸がブレたかなと。

ただ、先に書いた通り、展開における恐竜絡みのハプニングは興奮するわけで、特に崖から車が落ちる、落ちないのシーンは色々な意味でハラハラ。

助けてくれたエディを中心に、あらゆる角度からの不都合がいっぺんに迫ってくる。

あのスリリングさ、映像的、現場的な臨場感というのはそりゃアガりますが、エディの死が酷すぎて。あんなに活躍し、馬車馬の如く奮闘した人物をあんな酷い死に方でフェードアウトさせなくてもとは思ってしまう。

でも、スピルバーグのそういうところは好きで、”容赦の無さ”というのは常に誰の身にも平等に不都合に襲ってきますからね。

島における終盤のシーンもそうで、とにかくパズルをはめるかの如く、「ピタッ、ピタッ」とはまるような展開の連続はある種の心地良さがあり、出来合いだとわかっていても気持ちが良いほどの爽快さ。

出来合いだろうとなんだろうと映画なんだから、それはそれで良いよねと思わせてくれる楽しさがあるならそれはパーフェクトじゃないでしょうか。

別角度でいうと、前作以上にファッションがイカしている。

特にジュリアン・ムーア演じるサラのファッションが好み。

ベージュにワインレッドのインナーを差し、ラフさと土臭さを赤みで引き立てる。

Film - The Lost World: Jurassic Park - Into Film

カメラマン、ニックもそう。

ダークグレーのパンツに同色トーンのTシャツを合わせ、ベージュのハンティングベストを重ねる。

完全に装備的な服装なのに、カラーリングとサイズ感が何故か格好良く見える。

Do you see any family resemblance?" - The Lost World: Jurassic Park quote

まだ出発前のハンチングにモヘアの大ぶりのチェックニット、それに細身のダーク系カラーのパンツもサイズ感含め妙に洒落ていたな、なんて。In The Lost World: Jurassic Park (1997) the worker next to Ian Malcolm who  is trying to contact Sarah Harding via satellite phone is holding the  handset with the earpiece facing away

ルドロー部隊にいたデニムにデニムベストというロン毛のキャラもこの場所にそれかよと思いつつ、ラフな着こなしがアメリカっぽかったですし。

とまあ現地に適した服装をしているけれども、故にどこか洒落感が出るというのは映画内あるある。

でも、本作はファッション的に気になるところが多かった気がしますね。挙げたのは特に印象深かったキャラクターで、他にも洒落者が続々と。

ファッション的観点からはシリーズ屈指かなと。

恐竜の種類も増し、島のどこに何がいて、どういう状況なのかがわかり得ないというのもまたインディー・ジョーンズ的なる冒険要素が詰まっていて、前作以上に探検要素の強い恐竜モノ。

中心部に肉食獣の縄張りがあるというのは序盤で暗示されるわけですが、それも伏線としてあとから効いてきますし、まあ要するに脚本、演出、展開、そのどれもが良く出来た構成になっているということです。

それが逆に抜け感をなくしているところでもあり、未知を既知にしてしまっている分、ワクワク感に欠けるというか。

島で終わると思いきや、本島に恐竜が上陸するというのは驚きますが、これも上陸の理由、結局人間のエゴからそうなるとわかれば展開も読めるというもの。

展開以上に画面が面白ければ、それはそれでも良いのですが、その度合も少々弱いといいますか。

でもまあ本土上陸はある種異質で、実際街まで繰り出してしまったのは、どうやってこの騒動を収めるんだと若干の興奮を隠せなかったわけですが。

しかし、色々と盛り込みすぎて渋滞しているようなところもあり。

とまあ全体的によく出来たパズルじみた展開、恐竜のハチャメチャ、ただ、それをおいても圧倒的に楽しかったと言えるほどの魅力には欠けるものの、なんやかんやで楽しめる作品。やはり個人的にはファッションがアツかったですけどね。

あとはDVDのビジュアルもダントツで好みではある。ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

それでは。


 

ワクワクでぶっ飛ばす快感!『ジュラシック・パーク』が教えてくれる映画体験の原点

ジュラシック・パークポスター画像


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スティーブン・スピルバーグ監督がマイケル・クライトンの同名小説を実写映画化したSFパニックアクション。

現代によみがえった恐竜と人間たちの戦いを、当時最先端のリアルなCG映像で描き、世界的ヒットを記録した。生物学者グラントと恋人の古代植物学者サトラーは、大富豪ハモンドコスタリカ沖の孤島に建設した施設に招待される。

そこは、最新テクノロジーによってクローン再生された恐竜たちが生息する究極のテーマパークだった。グラントたちは同じく招待された数学者マルコムやハモンドの孫である2人の子どもたちと一緒に、コンピュータ制御された車に乗り込んで島内ツアーに出発。しかし思わぬトラブルが続発し、檻から解き放たれた恐竜たちが彼らに襲いかかる。

出演は「ピアノ・レッスン」のサム・ニール、「ワイルド・アット・ハート」のローラ・ダーン、「ザ・フライ」のジェフ・ゴールドブラム、「大脱走」のリチャード・アッテンボロー

夏も終盤ですが、そんな中でまだ夏は終わっていない。

夏といえばホラーというのは当然のことながら、双璧をあげるとすれば恐竜もまた挙がってくる。

ということでジュラシックシリーズを観返したりしているのですが、まず初作。

こんなに挙がる感じだったことも忘れ、思い出のジュラシック・パークが鑑賞することで眼前に立ち上がる圧倒的映画感。

オープニングからしてやはり良い。

スリリングさとスピルバーグの容赦無い展開を想起させる。カメラワークにもそれは現れており、緊張感のある手元、寄り、引きのテンポと強弱が完璧過ぎる。

そしてジョン・ウィリアムズのあの楽曲ですよね。

あれだけで飯何杯いけるんだと思ってしまうほど、壮大な世界の広がり。

映画音楽の素晴らしさって、作品自体と調和すること当然重要なファクターですが、それ以上に映画と一体化するような、映画を牽引するようなアグレッシブさというのも当時ならでは。

エポックメイキングな様相というのはこうした外連味からくるところもあるわけでして。

時代性という観点でいうと、当時ならではと思わせる美術の作り込みのクオリティ。

出てくるものががいちち素晴らしく、世界観がそれ用のそれで構築されているというのも今ではあまり観られない力技の成せるところ。

このロゴに始まり

出てくる車や設備、施設などもそう。作り込みと調和が抜群のセンス。Jurassic Park' Cast: Where are They Now? | Us Weekly

映画の世界観ををテーマパークにしたらという現在においても、その映画自体が既にテーマパーク以上の世界観を創出しているという驚き。

この辺だけ観ても、とにかくワクワク感が止まらないんですよ。

今の思慮深さ、考察のさなかにあって、当時のこうした”ワクワク”でぶっ飛ばす感じってやっぱり魅力的なだと。

ローラ・ダーンが出ていたのも今にして思えば驚きで、個人的なイメージはどうしてもリンチ作品の印象が強過ぎるので、それに引っ張られていましたが、単純にこういう作品も出ていたんだなと。

子供の頃観た時にはそんなことすら気付かない。

では映画自体の物語性はどうなのかというと、もう絵に書いたようなお話ですよ。

何も気を衒ったものでも、複雑なこともない。

”現代に恐竜を蘇らせたらどうなのよ?”

それをここまで興奮させ、面白くしてしまうんだから。

気持ちとしては序盤でパークに連れて行かれ、初めて恐竜を観た時の興奮、それそのものですよ。

家のテレビで観てもその圧巻のビジュアルと壮大さにやられるくらいなんだから、これを大きなスクリーンで観たら、そりゃ。

とにかく全てが興奮と緊張に手に汗握るわけですが、改めてスピルバーグ恐るべしですよね。

先に書いたような、寄りと引きの見せ方、上下左右をどう利用するか、奥行き、カットの順序、構成。お手本のような狂いの無い、観るものの心を掴んで離さない映画作りというのは本当に素晴らしい。

これが1993年に作られているということもですが、127分と短くは無い尺の中で、一切の長さを感じさせない。

良い映画だから、見所が多くて、とか、そういった類のものでは語ることの出来ない魅力。

何がとかじゃなくて、あっという間だったとしか言いようのない体験。

映画の一つの本質を示してくれるようなこの冒険譚にこそ、語れない、観ることに意義があると思わせてくれる。

恐竜三昧生活が始まりそうです。

では。

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ヴィンテージ×モーターカルチャー『ハーレーダビッドソン』的なるTシャツ制作記

またまたこの季節。

最近は年間行事となった、夏T1枚チャレンジ。

夏になったら必須のアイテム、Tシャツを自作するという完全に個人的な備忘録。

その時、その時期にアツいものにフォーカスして作成するわけですが、今回は車、バイクといったモーターカルチャーものが何故だか気になる。

車映画やそうしったものには以前から惹かれる何かがあると書いたと思うのですが、去年~今年にかけては一層その感が強かったんですよね。

映画の影響は大きいと思いますが、ファッション誌、インスタなどでもそういったモータースポーツのものをちょいちょい見るようになってまして。

最初はチェッカーフラッグ柄で作成したいなと思っていたところに突如現れたのが”ハーレーダビッドソン”。

元々ハーレーのカッコ良さには一目置いていたところがあるものの、どちらかというと車系でいきたかったという気分だったのですが、それも吹き飛ばされ。

単純に意外に車系のTシャツデザインってチープになり易いというか、イメージを形して、Tシャツに落とし込むとしっくりこないというか。

そこでビビッときたのがハーレーだったんですよね。

一番有名な所でいうとこのマークだと思うんですが、これの色味を変えたヴィンテージTがサンプルソースとしてあって、この配色にグッと来たんですよ。

マニアックの境地】ハーレーのメインアイコン「バーアンドシールド」の意味はコレだ!|ハーレーライフを10倍楽しむためのコラム集|GUTS CHROME

なのでハーレーならどんなTシャツでもというより、このサンプリング元のヴィンテージTの配色こそが肝。

その配色を生かし、さらに中心部をblcrackreverseに変更する。

上下には信条となるメッセージを添えて、完成。

ヴィンテージで見たものとサイズ感を変更し、ボディもそれはフェードしたブラックだったものを、逆にボディとしては見かけないブラウンベースに変更。

元のロゴ配色を生かすと同色がしつこくなるところ、白ベースのデザインがそれを中和し、意外にしっくり来たんですよ。

どうせ作るなら見かけないカラーリングの方がオンリーワンですし。

特にこの盾のマークの内側が白抜きってところがポイントで、このプリントも剥がれてくると、いい感じになるのかなと思っております。

ボディはやはりアメリカンな質感、タフさを残したかったので、ユナイテッドアスレの中でも厚手の7.1オンス地。

「オーセンティック スーパーヘヴィーウェイト7.1オンス TシャツStyle No. 4252-01」

www.united-athle.jp

サイズはオーバーに着るよりはジャストよりで着たかったのでMサイズをチョイス。

ただ硬めの質感よりは生地に撚れが欲しい。

でも、サイズは縮ませたくない。ということで、重曹に付け、その後洗濯し、ということを2回ほど。まだまだ鍛えが足りないですが、育てがいがあります。

では。

『アーセナルvsリーズ』スビメンディが中盤支配、サカの一撃で試合が激変

アーセナルvsリーズ』Arsenal Football Club Covered Differently

5スビ身のこなしはさすが
7ウーデ、こういうシュートは続けてほしい
15スビの目の付け所
28ラヤ良きフィード
32マドゥとカラフィの関係性悪く無い
45サカらしい一撃、ファーハイ
48スビのスペース作り上手いな

48この強引さを欲していた
54マドゥもキープ力あるな
67マジでスビはどこにでもいるな
74サーモンさっきから気が効くな

徐々にブーストされるモチベーション、正直得点はしたものの、前半アディショナルでのサカのスーパーなゴールが入るまでは展開に面白みを感じず。

それがそこから一変するという。

まず、サカが通常運転のサカをしてくれ、あんばファーサイドのハイを利き足でない右でブチ抜くという。

これでアガらないわけがない。

ということでスタメンから。

それにしてもリーズのベタ引き4-5-1は徹底してましたね。

これにより攻めが停滞したというか、ボールは持てているけど中盤が主戦場になり、入っていけない。

そしてセットプレーでゴールを奪ったものの、それ以外はこれといった形も作れず。

リーズも決して良かったわけではないですし、攻められていないというのもまた事実。

この立役者は確実にスビメンディ師匠のおかげでしょう。

今までもフィットネスの高さ、わかってる感はありましたが、今日の試合でそれを痛感するという。

個人的にはスタッツ以上の働きで、MOMといってもいいくらい。

未然に危険を予測し刈り取り、ポジショニングで先の展開を示唆する。そこから的確なボールコントロールでフィードするという仕事人っぷり。

攻守にわたりずっと出来る男。

中盤でのライスとウーデのトライアングルも良かったんですよね。全員わかってる感。

ライスも調子上げてきてますね。

セットプレーでのキッカーとして質の良いボール供給はもとより、プレーにしてもアジリティにしてもらしさが戻ってきつつある。

実際キーパスもチームNo1でしたし。

ティンバーも最高の活躍だったんじゃないでしょうか。

キーパス2本通し、自らも2得点。

サカとの関係性、トランジションのタフさ、球際はやはり強い。

1点目が無ければこの流れ自体がなかった可能性すらあるわけですし。

マドゥも思った以上に良くてびっくり。

左にフィットしてましたし、ディフェンスもしっかりと戻って、攻撃時は仕掛けが脅威となり。

サカ負傷で右にも少々出てましたが、こちらはこちらで良さがあり、両サイドでのやれる雰囲気は出ておりました。

ギョケも一安心。

期待の高さから初得点が早めに来ればと思っていたそばから。

全体的にタッチ数の少なさはあるものの(先発組の中では全選手の半分程度の24回)やる時にやる。

これぞ欲しかったやつというか、強引に突き進みねじ込むスタイル。

マジ、ギョケよ。

その後PKも決め、これで調子に乗ってくれれば言う事無し。

まさかのウーデ負傷で入ったヌワネリも抜群かというとそこまでのプレーは無かったですが、全然やれる。

足りないのは若さによる経験のみよ。

その意味ではスケリーも同様。

さらに言うとダウマンなんていう15歳もプレミアデビュー。

しかも対峙するグドムンドソンとのゴリゴリのマッチアップ。ここからPKをもぎ取ってあのギョケゴールですから。

それ以上にボールを持つとワクワクさせてくれるというのは単純にサッカーとして観ていて気持ちが良い。

ライスのボックス内でのパスとか見てても、絶対に無理して渡してるのではと穿った見方をしてしまうほど。

とまあ結果的に大量得点の5-0という結果でしたが、その影に初戦同様、ラヤのビッグセーブが合ったことを抜きにはこの結果、無かったことでしょう。

サカとウーデの怪我、ハヴァさんも離脱と状況が気になりますが、軽症であることを願いたいものです。

では。

人生にハッピーエンドはあるのか?『天使の分け前』が示す生き方の本質

天使の分け前

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イギリスの名匠ケン・ローチが、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したドラマ。

スコットランドを舞台に、恋人や家族からも見放されていた青年が、信じられる仲間を得たことで前向きになっていく姿を、笑いや涙を交えて描く。

ケンカの絶えない人生を送るロビーは、恋人レオニーや生まれてくる赤ちゃんのために人生を立て直そうとするが、なかなかまともな職に就けず、またもトラブルを起こしてしまう。服役の代わりに社会奉仕活動を命じられ、そこで3人の仲間と出会ったロビーは、奉仕活動指導者でウイスキー愛好家のハリーからスコッチウイスキーの奥深さを教わり、テイスティングの才能が開花。仲間とともに1樽100万ポンド以上する高級ウイスキーに人生の大逆転をかける。

脚本はローチ作品おなじみのポール・ラバーティ。

良くも悪くも、物語を物語らしく語るのか、そうしないのかというところにおいて映画の良さはそれぞれあるかと思いますが、ケン・ローチ作品には現実とちょっとばかしの希望みたいなものを提示してくれるような良さがあるんですよね。

本作も一見するとバッドな生活から一変、ハッピーな生活へといった構図が浮かびそうなところ、そうはならないところに人生の本質が潜んでいるというか。

生まれや育ち、親や時代というのは選べない側面があって、だからこそ、それに悩んだり、苦しんだり、葛藤というものが生まれる。

それは裕福だろうと貧しかろうと同様で、ただ、貧しいほうがその劣等感ややるせなさは一層強い部分があって。

結局世の中金かよ、権力かよ、名誉かよ、と言いたくなってしまうところをそうでない何かで包んでくれる。

この作品で描かれるロビーの生活というのはまさにそんな事柄で、どうせ自分なんかと卑屈になるのも頷けるような境遇にある。

経緯は示されないものの、その彼女のレオニーやハリー、社会奉仕活動で得た仲間などから自分というものの本質を見失わず、生きたいように生きようと努力する。

ここが何よりのポイントで、”生きたいように生きる”ということがどういうことなのか。

背景に左右され、周囲に左右される中で、本当にそんなことができるのか。

結論から言うと出来ない訳ですよ。

じゃあそれで物語は終わりかって?そんなわけもなく、そうであってもその中なりの自分のやり方でサバイブしていく。

レオニーとの間に子供を授かったこと、ハリーとの出会いでウイスキーへの才能が目覚めたこと、仲間たちとの出会いで前向きになれたこと。

それらがあっても各々が望むような、いわゆるレオニーの父親が望むような至極真っ当なステップで聖人君子のようには生きられない。

当たり前ですよね。

変化させることが難しいところに期待し、頼る、これも結構でしょう。でも、それで自分の人生は開けていくのか。

結局ロビーが行ったことも、他の仲間が行ったことも、ハリーが許容したことも、レオニーが追求しなかったこともそう、目を瞑ってでも、自分で切り開かなければ先は無いんですよ。

その加減というかバランス感覚が絶妙で、度が過ぎたところに着地するのでなく、程よいところに着地する。

ただ、そこに無慈悲さや現実の残酷さも残した状態で。

ようするにロビーが生まれてから体験したことや現在体験したこと。そして周囲の人物が実際に体験したこと。

冒頭の各々が起こした事件を語られる場面にしろ、ロビーが起こした事件の被害者と対峙する場面にしろ、ロビーがやられるシーンにしろ、これら全てをひっくるめて、万策の解決などというハッピーエンドは存在しないわけですよ。

それを突きつけ、加味したうえでなお、清濁併せ呑むような状況を進んでいく。

自分だってそうですよ、順風満帆で全て良しなんて誰しもあり得ないじゃないですか。

そういった綺麗事抜きで見せてくれるケン・ローチ監督だからこそ痺れるところがあるわけで。

ただ、それだけだと話が重くなるところもあり、それを中和させるという意味でのコメディ要素や展開の挿入もお見事。

仲間たちの気の抜けた関係性が妙に和む。

楽曲の挿入も同様で、90年代の日本のドラマにあったような唐突だけど場の雰囲気を変えるような楽曲使いのちょうど良さ。

牧歌的で、物語を軽くドライブさせるような軽妙さ、このちょっとしたノリがまた作品自体に程よい緩さを享受してくれる。

クスっと笑えてガツンと重さもある。

境遇や生い立ちで人生は決まるかもしれないが、裏を返せばちょっとしたきっかけで人生が別の角度に触れることもあるのかもしれない、そんな一見ライトに見える、でもその実深い、まるでウイスキーのような熟成を感じる作品でした。

では。

『おもひでぽろぽろ』が示す“思い出の意味”――忘れていた日常こそ人生を形作る

おもひでぽろぽろ

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火垂るの墓」の高畑勲監督が、岡本螢・刀根夕子原作の同名コミックを映画化した長編アニメーション。

1982年、夏。10日間の休暇を取った27歳の会社員タエ子は、姉の夫の親戚が暮らす山形へ旅に出る。東京で生まれ育った彼女には、小学5年生の時、田舎がなくて寂しい思いをした記憶があった。旅の途中、彼女は当時の懐かしい思い出を次々と蘇らせていく。小学5年生の自分を連れたまま山形に到着した彼女は、親戚の家の息子トシオや農家の人々と触れ合う中で、本当の自分を見いだしていく。

主人公・タエ子の声を今井美樹、トシオの声を柳葉敏郎がそれぞれ演じた。

何年ぶりだっただろうか。

高畑勲作品では「かぐや姫の物語」を観たのが最後だった気がするのだが、正直、そこまで好きという感覚は無く。

今にして思えば本作も同様の感覚だったのかもしれないが、何故かふと観たくなり手に取ってみた。

OPから線の細い独特な描写、水墨画のような彩度の薄いトーン、アニメーションとしての不可思議さと、高畑ワールドならではの渾然一体となった独特な世界がさっそうと広がる。

町並みやビル群に関しての都内的描写はパキッとし、アニメーションの動きもどこかキレが宿る。

その対比を見せられた序盤で釘付けに。

ストーリーも朧気な印象しか無く、手探りで思い出しながら観ていたものの、それ以上に惹き込まれるものがありといった感じで。

物語としては小学校5年生の自分と現在の自分をカットバックする形で進行していくわけですが、その見せ方、表現のシームレスさといったら。

誰しも”思い出”と名の付くことは記憶の片隅にあって、思い出すのはわずかなこと。

意外にも貴重だったり、重要だったりすることよりも、くだらなかったり、他愛もない日常の方が覚えているもの。

間々ならなさこそが貴重で、忘れがたいことになっていくということを明示しているような気がして、だからこそ今観ると響くのではないかとも思えてくる。

学生時代なんて、兎角早く過ぎてほしいことや鬱屈とした日々から脱却したいというような思い、もしくは単に何も考えずにただ毎日を過ごしていたなんてことが当たり前だった。

まさに作品内のタエ子同様、なんとなくという日々を送っていたわけです。

それでも当然何かを考え、悩んでいたわけで、世界の見え方、感じ方も人それぞれ。

それなのに周りの大人達というのは横並びで一般論めいた事柄、行いしか認めず、その振る舞いにすら気付いていない。

ここが一番グッと来るところであり、義務教育という観点から見れば、そうした画一的な教育や指導というのも然るべきなのかもしれないなと。

でも、個人としてみれば、もう少し認知を広げた大局で判断し、柔軟性を備えることも必要なのかもしれない・・・と。

そのようなことをうっすらと思いつつ、タエ子自身も大人になり、そんな自分を顧みながら、本当の自分というものについて向かい合ったりしなかったり。

そんな過程や道中においての映像表現というものが素晴らしく、ノスタルジー一辺倒にならない独特な空間認知、”空気感をそのままパッケージしたような”映像的空間がそこにある。

町並みの景観、看板や店先の雰囲気、出てくる人々の風貌、匂いさえも漂ってきそうな生活感。家の中の、学校の、それぞれの全ての箇所が纏っている雰囲気そのままに、それが眼前にあると錯覚してしまうような見せ方。

これって、ジブリあるあるなところですが、細部に心血を注ぐからこそできるディティールの賜物。

微細な動きや繊細な表現、抜かり無いこだわりが魅せる映像の極地。

アニメだから出来るわけですし、技術や機材が揃っていれば出来るというものでもない。

だってもしそれらが揃っていれば出来るのであれば、日進月歩している今の方が圧倒的にアニメーションの技術は上がっているわけで、それの方が以前のものより良いに決まっているはず。

それなのにそうならないというのはそれ以外の要素によって良し悪しが変わってくるということ。

その世界観を垣間見たというか。

終盤でトシオが「この辺の土地も、町並みも大抵は百姓が、人間が試行錯誤の末、形成してきた」というようなセリフがまさにそれで、今までの積み重ね、歴史こそが今の何某を形作っている。

そう考えると個人で言う”思い出”、社会で言う”歴史”というのは蔑ろにするべきではないのかもしれない。

意味があったか無かったかでなく、結果的に全て意味があったというようなことなのかもしれないな、なんて。

そうした意味の無さから脱却し、意味のある世界へ、その断片が散りばめられた映像的世界。

夏はなぜこうした気持ちを刺激してくるのか。

爽やかに前向きになれる傑作。

余談ですが、少々小ネタも。

■制作・演出に関する小ネタ

・初の“大人向けジブリ映画”

おもひでぽろぽろ』はジブリ初の 「大人の女性」を主人公 に据えた作品。少女時代の回想が中心でありながら、30歳の女性の「自分探し」が主軸という構成は異色。

 

・原作は完全に小学生時代のエピソードだけ

原作(岡本螢・作/刀根夕子・画)は小学5年生の回想シーンのみ。映画の現代パート(大人の主人公)は 高畑勲監督のオリジナル要素。

 

・リアルな演技を追求するために“実写”のような手法

セリフ収録を アフレコではなく“プレスコ”方式(先に声を録ってそれに合わせて作画)で行った。これにより自然な“間”や話し方が演出されている。

 

・背景美術の描写が異常に緻密

高畑監督が目指したのは「リアルな東北の農村」。アニメーションでは珍しく、実在の風景に忠実な再現がされている。

 

・タエ子の回想シーンだけ“絵が淡い”のはなぜ?

子ども時代の記憶は曖昧だから、という演出意図から、背景の色彩や線が淡くぼやけている。まさに“ぽろぽろ”とこぼれる思い出の表現。

 

■ 声優・音楽に関する小ネタ
・タエ子の声は“女優”今井美樹

声優ではなく女優を起用。自然体の演技を重視した高畑監督の意向。ちなみに 子ども時代のタエ子は本名陽子(『おジャ魔女どれみ』のどれみ役)。

 

・挿入歌は“ブルガリアン・ヴォイス”

東北の農村の厳しくも美しい自然を表現するために、**ブルガリア民謡「ポリフォニー合唱」**を多用。ジブリ作品で民俗音楽がここまで前面に出たのは珍しい。

 

■ 作品テーマ・隠れた見どころ
・タイトルの意味は「ぽろぽろこぼれる思い出」

漢字を使わないのは、やさしく淡い感情の象徴として、視覚的にも「思い出」に重くならないように工夫されている。

 

・東京 vs 地方、現代 vs 昭和という対比

現代の都会で働く女性の葛藤と、田舎の素朴な生活のコントラスト。自分らしい人生を選び取る勇気が静かに描かれている。

 

・高畑監督が“泣かせ”を徹底して避けた

ジブリ作品にありがちな感動の押しつけはなし。**“泣かせないけど泣ける”**映画を目指して作られた。

では。

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